徒然にっき'18

OCNブログから引っ越してきました。
文華の日常を綴った、プライベート日記です。

映画「バルトの楽園」を観る

2006-06-18 20:36:07 | 親子つれづれ記
昨日封切りされた映画「バルトの楽園」を観に行く。
映画館に行ったら、「デスノート」目当ての中高生がいっぱいいたが、バルトは年配層が中心だった。
やはり地元にゆかりのある話(県内で撮影もされた)というのが、普段映画館には足を運ばないような人達の心もくすぐったのだろう。

第一次世界大戦の話というのは、映画を観るまで知らなかった。
CMでの、第九のイメージしか先行していなかった私は、ナント無知なのであろう(^^;)
戦争というテーマには緊張が走ったが、捕虜になったドイツ人達と、それを温かく見守る所長(マツケン)達とのやりとりは、ほほえましいエピソードが多かった。
館内から笑いが起こるほど。
その理由に、真面目に演じていても、なぜかコミカルさが残るマツケンの表情にあるような気もするが・・・
一方で、ふしぶしに日本人の野蛮さ(有無を言わない暴力、暴言など)というのも見られて、改めて戦前の日本の過ちが浮き彫りになったような気がした。

最も印象的だったのが、戦死したドイツ人兵士との混血である、志を役の大後寿々花。
映画「SAYURI」でもチャン・ツィイー演じるさゆりの幼少役を、見事に演じていた。
昔の子にしては美人過ぎるなと思ったが、キラキラ輝いていて、ひときわ目を引く存在だった。
これからの活躍が楽しみだ。


「第九」をウリにした映画宣伝だったけど、私は、それまでに至るエピソードの方が、十分に印象深かった。
(「第九」の力を借りなくても)捕虜達の人間模様がメインでもよかったんじゃないかなぁ。
外国人=敵の時代にも、お互いに歩み寄り、理解し合う姿があったんだなぁと思えることが、この映画の一番の醍醐味のような気がします。