逆結婚詐欺（マレーシア）

「妊娠したから結婚して！」

と騙して、相手の親戚などから金を借りまくり、
６人を相手に結婚詐欺を働いていた女が逮捕された。
被害総額は３０万リンギ（約９００万円）

女は同じ手口で６人と次々に結婚式を挙げ、
金を巻き上げては逃走を繰り返していた。

＜解説＞
式を挙げてもなお、
なぜ気がつかないのでしょうか？

恋は盲目？

命の重さ（マレーシア）

マレーシア警察（ＰＤＲＭ）は１９日
今年に入ってからの
胎児、乳児の遺棄事件は、報告されているだけで
すでに６５件に登ると発表した。
昨年は通年でも７５件で、同期比で急増している。

約半数が、発見時に死亡が確認されている。


＜解説＞
命が軽い。

避妊の禁止、
中絶の禁止
その他宗教的な理由はいろいろあれど
あまりにも人の命が軽々しく扱われているように
感じます。

年賀状（マレーシア）

郵便局のＰＯＳマレーシアは１８日
来年２月２８日までの期間、
民族的なお祝いカードの郵便料金を
１枚５０セン（約１５円）に割り引くと発表した。

対象となるのは、
来月のハリラヤプアサ（イスラム教の正月）
１１月のディパバリ（ヒンドゥー教の正月）
１２月のクリスマス（キリスト教の正月？）
　２月の春節（中国正月）

＜解説＞
早い話が年賀状ですね。
日本は今、年賀状はいくらで送れるのでしょうか？

ところで、
本当の元旦（１月１日）の正月が
含まれてませんねえ。

ＹＯＫＯＨＡＭＡ（マレーシア）

マレーシアのバッテリーメーカー大手
タイクォン・ヨコハマは１７日
来年初旬には
ベトナム、パキスタン、インドに
生産工場を建設すると発表。

社名も
「ヨコハマ・インダストリーズ」
に変更すると明らかにした。

＜解説＞
～ヨコハマはマレーシアでは最大手のバッテリーメーカーで
マレーシア国内では５０％のシェアを持ち、
世界４４カ国で販売されている。

日本ではヨコハマといえばタイヤメーカーですが、
それとは全くカンケーありません。

街の宣伝看板もＹＯＫＯＨＡＭＡのロゴがそっくりで、
最初ヨコハマタイヤがバッテリーも始めたのかと思いました。
マレーシアではバッテリーの方が認知度が高く、
ヨコハマと言うと

「あ～、バッテリー屋さんね。」

と言われてしまいます。

ラマダンビュッフェ（マレーシア）

ローカル仲間と行ってきました




ラマダンビュッフェ
直訳すると

「断食　食べ放題」

食べるのかい？食べないのかい？
って感じですが
がっつり食べます。

これでもかと言うくらい山盛りの料理を目の前にして
日没（昨日は７時３０分くらい）まで食べられません。
皆で指をくわえて睨んでいます。
まったくカンケー無いこちらまでお預けです。
合図のお祈りと同時に一斉に食べ始めますが、
いや、その食いっぷりたるやすごいこと。
１日２食で一度にこれだけ食べたらさぞ太ることでしょう。

宴の後のテーブル上には
あふれるばかりの食べ残しの山（ホントに山になってます）

こんな断食、意味無いと思うよ、ボクは。

大ＫＬ圏（マレーシア）

マレーシアのモハンマド首相府相は１５日
首都圏でシンガポールの４倍に当たる
「大クアラルンプール経済圏」
を作り、
世界規模の主要都市とする考えを示した。

＜解説＞
このご時勢に
景気の良い話でけっこうな事です。

でも今以上渋滞したら
動かなくなります。

落とし穴（アジア）

日系企業の多くは、
人件費の安さを理由に
アジアに進出しております。
この　「人件費の安さ」　に
大きな落とし穴があります。

国や会社によって異なりますが、
アジアの年間休日は１００日程度です。
日本に比べずいぶんと少なく勤勉に見えますが、
とんでもない間違いで、実はウラがあるのです。

アジアの多くの国では年間休日や有給休暇の他に、
病欠や緊急休暇が法律で認められています。
これらを全て取ると年間休日は１５０日以上に
なってしまいます。
日本人の感覚では、
病欠や緊急休暇を全て取ることはまずありませんが、
こちらでは、ほぼ全員が１００％取ります。
更に、宗教的な理由で仕事が中断します。
マレーシアやインドネシアの１日５回のお祈り,
メッカ巡礼やラマダン（断食）期間中の時短、
タイの出家などです。
これらの期間も法律的に認められ保護されているので、
合法的に休みとなります。

これらのことを勘案すると、
人件費の単価は相当に高くなり、
生産性はきわめて低いと言わざるをえません。

物価も考慮し、その生産性からすると、
休みも取らず、毎日午前様まで働く日本人の方が、
よっぽど人件費の単価は安いのです。

その事に気づかない日本の本社は
懲りずに盛んにアジアに進出し、
思うように下がらない生産コストに苛立ち
現地駐在員に八つ当たりするのです。

挫折禁止（マレーシア）

ラマダン（イスラム教の断食月）が始まって、
一週間が過ぎようとしていますが、
早くも挫折組が出ています。



始まった当初は、道路も込んでいて、
誰もが

「今度こそまじめにやるんだ！」

と言う気迫に満ち溢れていましたが、
その気迫も薄れ、見た感じ三分の一ほどが、
挫折の雰囲気です。

「今日は私はいいの！」

「今日は」と「私は」と
ダブルで言い訳するツワモノまで現れ。

当局側は必死になって
アザーン（お祈りの呼びかけ）を増量、大音量化したり、
宗教警察の私服警官を巡回させて、
造反者の摘発など行っておりますが、
効果のほどは確かではありません。
元々イーカゲンな国民性ですから、
そんなこと言ったって所詮無理でしょう。

食う食わないのは本人の勝手ですが、
だからと言って早朝から大音量でワメくのは
やめてもらいたい。
そっちの方がよっぽどいい迷惑です。

手作りくるま（バンコク）

街で見かけた手作りくるま。






＜解説＞
こういうくるまがフツーに街を走れる方が、
健全な世の中ではないでしょうか。

Ｙｏｕｎｇ Ｔｏｎｇ （ＫＬ）

今夜は
息子のサキソフォンの公開レッスンに付き合って
Ｙｏｕｎｇ　Ｔｏｎｇ（Ｔｏｎｙ　Ｙａｎｇ）
というサキソフォン奏者に会ってきました。
知らなかったのですが、
そのギョーカイでは第一人者だそうで、
すばらしい演奏でした。

私の周りには、
なぜか、世界の第一線で活躍する方々が大勢いて、
フツーにお付き合いさせていただいているのですが、
実にありがたいことです。

息子も、ぐうたらな親父なぞ早く乗り越えて、
世界で活躍するような男になってほしいものです。

スミマセン、親バカでした。

アンバサダー復活（インド）

インドのヒンダスタンモーターは今月
往年の国民車　「アンバサダー」
を復活すると発表した。
来年２０１１年７月の商業生産開始を目指す。



＜解説＞
すんばらしい！

インドと言えば
アンバサダーです。
ぜひともあのセクシーな
ボディーシェイプは
残してもらいたいものです。

食用ウミガメ卵（マレーシア）

保護動物ウミガメの産卵地である
マレーシアのトレンガヌ州では
食用としてウミガメの卵が堂々と売られている。

ウミガメの卵は回春効果があるとして人気があり
ＫＬなどからも大量に注文がある。
値段は１０個３０リンギ（約９００円）

地元ウミガメは絶滅の危機にあるとして
保護種に指定されている。

１０日付地元紙

＜解説＞
カブトガニですら
浜辺で炭で焼いて売ってます。

ここの人たちに危機意識はまったくありません。

オランウータンも
スマトラトラも
マレーバクも

そうやって絶滅していくのでしょう。

腐っても食う（マレーシア）

マレーシア保健省は１０日
１～５月に届けられた食中毒事件は１５６件で、
前年同月比で７％減少した、
と発表した。

同省はまた
「食の安全キャンペーン２０１０」
を開始すると宣言。
スローガンは

「見て、嗅いで、味わえっ！」



＜解説＞
わかりやすいスローガンです。

マレー料理はいずれも
香辛料が強いので（早い話がカレーね）
見て、嗅いで、味わってみても
わかりません。

ボーナス（マレーシア）

マレーシアの景気回復も受けて、
先月、まあ人並みにボーナスが出せた
（ローカルだけね、俺は無し（涙））
のですが、
こちらの人は面白いですな。

もらった途端、
封筒開けてみんなで見比べているのです。
そして、お決まりの行動に。

「なんで、あいつより俺の方が安いんだ？」
「なんで、こいつと同じなんだ？」
「なんで、こいつらとこれだけしか違わないんだ？」

と、詰め寄ってきます。

本人を目の前にして引き合いに出され、
「コイツ」呼ばわりされる方もいい迷惑だと思うのですが、
そんなことで詰め寄られて私も困ります。

まあ、
もらってももらわなくても
いずれにしろ
文句を言うわけで。

通信簿じゃないんだからさあ、
お互い見比べないように。

ラマダン（マレーシア）

昨夜１０日、
無事新月も確認され、
今日からめでたくラマダン（イスラム教の断食月）
に突入しました。

今日から約１ヶ月の間、
日中の飲食や喫煙はもちろん、
注射や点滴、輸血など、
身体にモノを入れる一切の行為が
禁じられます。

空腹を体験することで
貧困な人々への思いを馳せる
とのことです。

＜解説＞
日没後は、
どのレストランでも
ラマダンビュッフェと呼ばれる
食べ放題のプロモーションが用意され、
みんな、皿に乗り切れないほどたくさん食べ物を取ってきますが、
見てると、そのほとんどが
食べきれずに残されています。

意味無いじゃん。