真夜中のコーヒー2

人生の最終章
 ボケ防止のためにも
  ブログ遊びを楽しもう

友と香水と

2018-05-05 22:51:45 | 雑記


      シンプルライフをモットーに

       いづれ訪れるであろう日の為に

       断捨離を心掛けているつもりですが。。。


      鏡台周りを整理していて

        未開封の香水の束に気づきました



      香水を楽しまなくなって

       どの位経つでしょうか

      何時も海外土産には必ず香水が入ってました


      その名残の香水の中で

        亡き友が贈ってきた香水が目につきます



      転校先の小学校で四年生の時以来

         生涯無二の親友になった彼女


       卒業後故郷に帰り結婚した彼女

       美人で真面目で優しく気配りが出来て

       誰にでも慕われていたというのに

      貴女がいたから友達が出来なかった>と

       書いて来た友



      福岡と東京に別れて

       永い事会えなかった二人が再開したのは

      彼女が亡くなる八か月ほど前



      <神様ってナント優しいこと

              粋なことをなさる>




      身内の結婚式で上京した彼女を囲んで

       在京の友人十数人に声をかけ

      銀座で食事会を開きその後時間が惜しまれて

       家にも連れてゆかず、ホテルで空白の月日を

       埋め合わせるように明け方までしゃべり続け

       翌朝羽田で別れたのが最後でしたね


        デモね

       私はこの一日があったからこそ

        アナタとの思い出も救われていますよ


       お礼にと贈ってくれた香水も

         使うのがためらわれて大事にとってありますよ<笑



     

       アナタに何かあったら>と頼んでいた故郷の友から

        突然の訃報が届きました

        

       泣きながら日比谷花壇に注文したのは

          白いカーネーション


        時期がラ難しいと言われながら探し出してくれた

          160本の白いカーネーション


        この花に埋もれてあなたは旅立って逝きました



        あれからどれほどの月日が過ぎたことか

       
        私があなたに会いに行くのも

          そう遠いことではないでしょう



        その時、貴方のくれた香水

          振りかけて逝きましょうか<笑



       今、久しぶりに目にした香水で

         貴女のこと、若き日の私たちのこと

          思い出し懐かしんでいますよ


      
コメント (2)
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