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「墓標なき八万の死者」

2015-08-03 12:07:21 | 雑記


角田房子氏が『墓標なき八万の死者̶̶満蒙開拓団の壊滅』という実録において報告した事実である。この実録で、角田氏は五族協和を理想として、満州におもむいた「満蒙開拓団」が1945年8月9日のソ連参戦以後、どのように苛酷な運命に見まわれていったかを報告しているのだが

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   昨日に続き今日も戦争に関したお話を


   後、数日で原爆・終戦となりテレビも関連した番組が放映されています

   15日は敗戦の日、敗戦記念日はない、おかしいという説にはチョット
   笑ってしまいましたが、侵略戦争なんかでなかったと力説する中年の?
   女性の説には怖い気もしますが、まぁ~、ネットの世界です
   何を書こうと自由です。読者の常識を信じましょう


  
   私が戦争に出会ったのは、確か中学の頃読んだ

    「雲ながるる果てに」 戦歿飛行予備学生の手記

   これとて、美文調の題名に惹かれて読んだようなもので、読むのが早すぎ

   たのか、特別影響を与えるものではありませんでした



   成人後、たまたま読んだ

   角田 房子さんの 「八万人の墓標」

   で私の志向が変わってしまいました


   子供の頃から、読むのも観るのも外国もの<笑>日本文学嫌い、日本史嫌い
   世界史が面白いで通してきた私でしたのに、この本はホントに衝撃的でした
   何度も何度も読み返しました
  

   私の知らない戦前の世相、開拓団の成り立ちとその後の運命、残留孤児の問題
   いろいろ読み漁りましたが、私にとっては、その集大成はこの本にあると
   思っています。
  
   ノンフィクション作家角田房子さんの力量があってのことだと思いますが
   私にとっての戦争とはこの本から始まったようです

    
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