今日の昼下がり
まどろみの中、またあの夢をみました
永い間、何年もの間、同じ夢を見続けています
電話を掛けようとしているのですが
どうしても最後までダイヤルを押し続けられない
番号を忘れているのではない
苛立ちながら必死に押そうとしているのですが
うまくいかない、相手に届かない
相手はいつも同じ人
こんな夢を未だに見続けています
電話の相手は
幼馴染で無二の親友で不慮の死を遂げたMちゃん
時には顔を見せることもあるけどしゃべらない
只々電話がつながらないもどかしさばかりを夢で見ています
見続ける夢
原因は夢判断などしなくとも私には分かっている
まして、繋がらない、声が聴けないのは
まだ早い、あと少しそちらに居るのよ>
彼女からのメッセージだと思いましょう
いつか電話がつながった時は
あちらの川岸で待っている彼女へ
逢いに行く時なんだろうなと
梅雨の合間のひと時を
夢を思い返しては、妄想を楽しんでいます
まだまだ御世の世界は早いです
電話をかけて、お話がしたいのに、
頭のどこかで掛けても出られない人、
ということが分かっているので、
お終いまでいかないのでしょうね。
この病いに罹ったとき、毎晩背中に灼熱感を覚えつつ、亡母と亡姉の夢を見るのです、しかも必ず古びた実家にいて。
助けて、と言いたかったのかも。