明日はわが家で大パーティーの予定で、
宅配専門の寿司屋に予約の電話。
じゃが、バイトの兄ちゃんが
電話の向こうで大汗かいとるんが手に取るように分かるんよ。
「鯛とヒラメとマグロの赤身と中トロ、ほいでブリと・・・」
『・・・・』 返事がない。
「もしもし! 聞こえとる?
BGMが聴こえるんで、
切れとるんじゃないと分かる。
『もしもし、すみません!今、探してますんで・・』
数あるメニューの中から探しとるんじゃと納得。
『鯛ゆーのがないんです。真鯛とか炙り鯛とか・・・』
「あ、なるほど!真鯛よ、真鯛!」
『それから・・・赤身とゆーんがないんですけど・・・』
「マグロがない?」
『マグロはあるんですが、赤身がなくて・・・』
「ええ、それでええ!マグロ!」
『それとブリもないんですが・・・』
「ブリが無いことないじゃろ?ハマチとか書いてない?」
『ああ、ハマチならありますよ』
「それでええ!ハマチ!」
もうくたびれたでよー。
「はぁエエ!」と切るんじゃないかと、
隣で女房殿はハラハラしとったとか?
明日がわが家にとってエエ一日でありますように。