けん爺さんのつぶやき

日々の出来事を徒然に。

土地

2020-01-29 02:34:46 | 日記
ウチの近所はその景色を急ピッチで変えようとしとる。
都市計画では50年前から広い道路が通る予定じゃったが、
バブルがはじけ、市に予算がなくなったのか、立ち退きの話すらない。

古い家並みだけが残り、若い人は都会へ行って戻って来ないのか
はたまた近くにマンションか戸建て住宅を購入したのか
古い家には老人だけが残されているが、その老人も亡くなると
子供はそこに帰ってくることもないので不動産業者とか
ハウスメ-カ-に売却、土地は分筆され1軒あったところに
2軒とか3軒の住宅を建て分譲している。

空き地が出来るとすぐに家が建てられ、分譲され新しい住民が来る。
その繰り返しで次々と大きな古民家は小さな複数の住宅に変わっていく。
昔は田んぼの用水路じゃった所は暗渠になって道路に利用され、
川の岸辺はコンクリ-トに固められた護岸となり、
遠く山々の裾野は緑が削られ、造成され、団地になった。

山河もたった50年で変わりけり。

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