けん爺さんのつぶやき

日々の出来事を徒然に。

受験生

2020-02-14 02:34:39 | 日記
今日は一番上の孫娘の私立高校受験の日じゃったようじゃ。
今日、明日と2日間あるらしい。
彼女は優等生みたいなんで何の心配もしとらんが、『大丈夫!』と言うのに
偏差値の一番高いところは受けんらしい。

学校の先生が無難なところを薦めるのは今も昔も変わっとらんらしい。
ワシがその事を説明しても「いや、いや、いや、落ちたら困る」 と安全策をとるようじゃ。
ま、一応アドバイスしてやって、それでもそっちがエエというなら
自分の思うようなところに進んだ方がエエと思い、あとは普段通りの体調で挑めたら
それでエエと思い、何も言わん。
『リラックス! リラックス!いつも通りに」 と昨日メ-ルを送ったら
『ありがとう、頑張る!」 と返事があったけぇ、ふたたび
『頑張らんでもエエ! 普段通り!」 と返してやった(笑)。

この優等生の孫より、劣等生の孫の方がワシは将来を楽しみにしとる。
こっちは外孫なんじゃが、小さい頃から人前に出るのをいやがって
幼稚園の時から運動会や発表会には出たことがない。

いくら親や先生が手伝ってやっても頑として言うことをきかん。
専門の先生に診て貰うたりするんじゃが、なかなか出来んのよ。
本人は出たい気持ちいっぱいなんで家では練習をするらしいんじゃが
3年生になった今でも春の運動会は陰からみんなを応援しとったようじゃ。

それが、こないだ、娘が来て嬉しそうに言うたらしい。
クラスの中での二人ひと組での研究発表会があったらしい。
今までなら絶対前に出て発表したりした事ないのに、
前に出てちょっとだけ説明もしたらしいのよ。

先生からそれを聞いた娘がその孫娘に尋ねたらしい。
「今日は初めて発表出来たらしいじゃん? どうしたん?」
そしたら孫娘は
「一緒に発表する子にばっかり負担をかけたら可哀想」 と説明したらしいのよ。

その事を夜、女房殿から聞いたワシは、その孫娘が初めて人前に立った事も
嬉しかったが、相手の事を思いやる気持ちを持ってくれた事の方が嬉しゅうて
洗面所へ行って泣いたよ。 
人より時間がかかってもエエ、ゆっくり成長してくれれば。

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