先日、インド古典音楽のドゥルパドのライブに行く電車の中で急に谷川俊太郎がトマス・バイロンが英
訳した「ダンマパダ」を日本語にした詩の一つを思い出してフェイスブックでシェアしたら、「朝のリ
レー」も大好きだと、フローリストのゆい子さんが仰って
私も大好きなのでシェアしたいと思います。
「朝のリレー」
カムチャッカの若者が
きりんの夢を見ているとき
メキシコの娘は
朝もやの中でバスを待っている
ニューヨークの少女が
ほほえみながら寝がえりをうつとき
ローマの少年は
柱頭を染める朝陽にウィンクする
この地球では
いつもどこかで朝がはじまっている
ぼくらは朝をリレーするのだ
経度から経度へと
そうしていわば交替で地球を守る
眠る前のひととき耳をすますと
どこか遠くで目覚時計のベルが鳴ってる
それはあなたの送った朝を
誰かがしっかりと受け止めた証拠なのだ
谷川 俊太郎
みんな、どこかでつながってる
訳した「ダンマパダ」を日本語にした詩の一つを思い出してフェイスブックでシェアしたら、「朝のリ
レー」も大好きだと、フローリストのゆい子さんが仰って
私も大好きなのでシェアしたいと思います。
「朝のリレー」
カムチャッカの若者が
きりんの夢を見ているとき
メキシコの娘は
朝もやの中でバスを待っている
ニューヨークの少女が
ほほえみながら寝がえりをうつとき
ローマの少年は
柱頭を染める朝陽にウィンクする
この地球では
いつもどこかで朝がはじまっている
ぼくらは朝をリレーするのだ
経度から経度へと
そうしていわば交替で地球を守る
眠る前のひととき耳をすますと
どこか遠くで目覚時計のベルが鳴ってる
それはあなたの送った朝を
誰かがしっかりと受け止めた証拠なのだ
谷川 俊太郎
みんな、どこかでつながってる