サイケデリック・ペンタトニック!?

カリメロレコード(架空)の店主の何でもござれの日々の音楽コラム

Eric Clapton / Tour 75(1975-11-01)

2009年03月15日 22時01分56秒 | CREAM/ERIC CLAPTON
クラプトンの1975年の日本公演も残り二日。
最後の二日間は1975年11月1日と2日の武道館2days!

この日は別タイトルを所有していましたが、既発のものよりタラ盤の方が格段に上。以前のものは若干音が遠くかつ貧弱で、ワンタイトルならまぁこれで良かったのですが、このタイトルを手に入れてしまうともう聞かないかと。音圧が確実にオンになってます。

イントロはクラプトンを待ちわびる観客の歓声だが、ちょっと音が揺れている。このゆれがレイラのイントロくらいまで続きますが、後に安定してなくなります。それにしても黄色い歓声の多いこと!さすが男前なクラプトンだけあります。そしてクラプトン・バンド登場。最初じらすよう弾いたレイラのリフだけで大盛り上がり!そして本番スタート!

DISC1
01.Introduction
02.Layla
03.Knockin' On Heaven's Door
04.Key To The Highway
05.Badge
06.Can't Find My Way Home
07.Further On Up The Road
08.I Shot The Sheriff

DISC2
01.Interval
02.Sun Is Shinning
03.Have You Ever Loved A Woman
04.Tell The Truth
05.Eyesight To The Blind
06.Drum Solo
07.Why Does Love Got To Be So Sad

最終地の武道館ということもあってか、1975年の日本ツアー、ひいては1975年の総決算かのような出来(言い過ぎか)。ちなみにこの公演後は1975年はツアーは行なっていないので、1975年のワールド・ツアー最終地でもあったわけです。そういうことも頭にあったのかどうかは分かりませんが、各曲とも非常に熱の入った演奏で、10分を超える曲が6曲。特に後半の名曲にして定番、必殺ブルース「Have You Ever Loved A Woman」に至っては16分!最後は、「Eyesight To The Blind」~「Drum Solo」~「Why Does Love Got To Be So Sad」で締め。アンコールの「Eyesight To The Blind」では、観客が前へ押し寄せたのか一時的に「ワー」という声が響き、クラプトンの歌も動揺したような感じに!リアルなドキュメント。手拍子もノリノリだけど、今聞くとずっと鳴り響く手拍子はちょっとかったるいです・・・

音質/音源/内容的には満足ですが、唯一残念なのがジャケット。このタラのジャケットは何故か1974年のものを使ってます。1975年のクラプトン、特に日本ツアーは凄く格好いいのに!内容は75年のツアー一番ですが、ジャケットは75年で最低です。