広島一敷居の低いインテリアコーディネーターのここ20年間の記録。

うっかり木工所に嫁いでから走り抜けた20年の記録。気づいたら、医療系から転身してインテリアのプロになってましたとさ。

ディープなご近所付き合い

2009-04-19 21:21:27 | 思ったこと

数日、ブログの更新が滞っていたのは
実家に帰っておりました。

先日、 「今こそ出番かも?!」
と書いた件について、実力行使しに帰って参りました。


おじいちゃんの状況は・・・。
肺炎をこじらせて入院してそろそろ3週間。
まだ24時間酸素吸入中でしたが、それでもオシメはなんとか
やめてもらえて、ベッドサイドのポータブルトイレで
用を足せるようになってました。

ホッ。

それでも、一日中寝たままなので
看護師さんの許可をもらって、車椅子に乗せて
外の空気を吸いに出てみました。
いくら寒い土地とはいえ今年の桜は早いので
おじいちゃんが寝こんでいる間に
すっかり散って葉桜になってしまってました。



話を聞いてみると
入院時は相当容態が悪かったらしく
本人も、付き添っているおばあちゃんも、そしてうちの両親も
「覚悟」したそうです。


おじいちゃん本人がおばあちゃんに
「先に行って待ってる」と話したとか。
そしてその、おばあちゃんは
「悔いの残らないように看てあげよう」
と思ったとか。

今日でようやく結婚6年の私には到底わかりえない
長い長い年月をともに生きてきた
二人の間だけの思いがあることでしょう。


とりあえず、現状では快方にむかっているので
田植えまでには退院できるんじゃないかと思います。

よかったよかった。




さて、
そんな状況の我が実家。

時期的に農繁期で超忙しいのに加えて
父はおりしもちょうどおじいちゃんが入院したその日から
なれない仕事に再就職(といっても週3日)
母はこれまた今が一番忙しい
苗ものを栽培する農場で週6日パート中。

その合間を縫って 父・母・おばあちゃんの3人で
昼夜2交代でおじいちゃんの24時間付き添いをこなしてきました。


こういうとき、
遠くに出てしまった親不孝娘はほんと役にたたないもんです。
峠を越した頃にのこのこ帰って
一応、丸一日は付き添いしたものの
結局野菜を山ほどもらって帰って来ました(苦笑)


こんなとき、
遠くの身内より近くの他人
とはよく言ったもので

ご近所さんが
おかずを作って届けてくれたり
野菜を下ごしらえして届けてくれたり
畑の草取りを手伝ってくれたり
あれやこれやと実家のことを気にかけてくださっているようで

ほんと、ありがたいことです。


いつもお世話になっている近所のおばちゃん。
今朝早く、広島に帰る私のために(今日は私、仕事だったので。。。)
朝っぱらから
はかまをとって下茹でまでしたツクシを届けてくれました。

「どうせ、はかまを取るのがめんどくさいとかって言うと思って
 すぐ食べれるようにしといたよ!」

だそうな。
私のものぐさぶりをよくぞご存知で・・・。



こんなディープなお付き合いのできる田舎。
若い頃はわずらわしいばっかりでしたが
今となっては
私にとってとてつもない財産だなぁと思う今日この頃。



次は子供を連れて田植えに帰ろう。




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4月25日(土)26日(日)
西区の「チルカフェ第1回雑貨まつり」開催!
土曜はツユマメ、参加しまーす。
(日曜は、れちぇのイベントに参加予定です。)
私、今週末多忙じゃ・・(笑)



コメント (7)
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