先日、生まれて初めて宮城蔵王の樹氷を鑑賞してきた。
天気、曇天なれど視界良好のため、遠くの樹氷群まで
よく見えた。風雪と厳寒に耐える樹氷の姿は、まるで
子を守る母親のようだ。氷点下の銀世界、真っ白な
スノーパウダーと冷たい空気が清々しい。
「樹氷は、遭難者を守る」とのこと、雪の重みで垂れ
下がった枝と雪は、幹を温かく包み込み、天然の
かまくらとなって遭難者を守るそうだ。
麓の遠刈田温泉発無料送迎バスで、すみかわスノー
パークまで約40分、そこから雪上車に乗って 片道
約1時間で到着。現地では、間近に樹氷を見て
触れることが出来る。
写真は、送迎バスの車窓からの樹木、まるで白い
花を咲かせたかのようでとても綺麗だ。
目の前に広がる樹海ならぬ樹氷海?は銀世界で
ある。樹氷のモンスター、そして乗車した雪上車である。