田舎の道草

田舎の道草徒然日記

棒振り大好き人間の誓い

2018-08-26 | 日記
「アヂィ~!!」30度を越す外気の中に勇を鼓して飛び込み、
耳かき棒に似た棒を目一杯振り回してきた。
体力の秤が目盛り一杯になるまで振ってきた。
通り雨まで振って(降って)きた!?。
雨を浴びることで、一瞬の気持ち良さを感じるものの、即、蒸し風呂と
化す状況に体力が奪われた。

「何でそこまでしてするの」実にいい質問だ。
「そこに芝のコースがあるからさ」

「何回振り回したの」
「その問はタブーだヨ、「はい次どうぞ」」

「体力は大丈夫だった」身を案じる、なんと心地よい響きだろう。
「何とか振り続けられたヨ、ありがとう。
頭を洗ったあと、浴槽の側面や底から気泡が吹き出る風呂で、
気泡のマッサージに筋肉をほぐしてもらったヨ、
あまりの気持ちの良さに、そのまま潜水しそうになったヨ・・・・。
体力の限界。疲労困憊(ひろうこんぱい)だったけど大丈夫だったヨ。
ありがとう」
容易に想像が出来るように、その夜、足がつって七転八倒と相成った。

以前、熱中症から点滴を打った頃には、外気に身をさらすことに不安が
あったものの、今回の棒を振り回すことで自信を取り戻した。
また、耳かき棒に似た棒を振りに行きたい。そこに芝のコースが
ある限り。

「宣誓!!私達棒振り大好き人間は、暑さにも負けず、疲労困憊にも
負けず、夜の足つりにも負けない丈夫な体を維持し、欲はなく、
振った棒の数に決して惑わず、いつも静かに棒を振り回す。
褒められ慕われる、そういう者にわたしはなりたい。
そこに、芝のコースがある限り棒を振り続けることを誓います。」