暫く、赤道儀タイプが続きましたので、ここらで経緯台機を紹介致します。
これは、ビクセンのアウトレットにてセット購入(パルサーR100)したものですが、鏡筒部を日野金属産業(ミザール)H100鏡筒に換装したものです。オリジナル鏡筒とはスペックも同じですが、鏡筒の造りが一寸気に入らず取り替えました。しかし、鏡筒径が若干大きく架台フォークの内側を削ることによって取り付けが出来ました。
さて、ミザール鏡筒+パルサー経緯台の紹介をしたいと思います。 鏡筒は10cmF10の無理の無い設計で長焦点鏡の性能をフルに発揮致します。実際の使用では筒先にロングフードを取り付け、又、接眼部対面に植毛紙貼付の小改造をしておりますので、見え味は10cmアポ屈折と比較しても遜色ないものです。それと、H-100標準のヘリコイド接眼部は余りに使い勝手が悪いのと、アメリカンサイズアイピースも使用したいので、ビクセンの接眼部に取り換えております。 架台の方は、ガタも非常に少なく、搭載鏡筒とのバランスからしても強度は充分です。 又、三脚は長過ぎるので切断しており椅子に座って見るのに丁度良くしております。(立ち姿勢では小刻みに身体が揺れるので、見えるものも見えないからです) 主な使用目的は、シーイングチェックや短時間の観望ですが、見え味が良いので、リファレンス鏡筒として常に傍に置いて観望しますので、稼働率及び使用時間もトップです。 殆どの場合、接眼部には4頭回転レボルバーにツァイスサイズのアイピース4本を装着してのスタイルです。