多少の雲は有れども、この時期としては珍しく素晴らしい陽差しの下、久しぶりに御天道様のお顔を拝謁致しました。
3年程前に購入したままで、放置していたアストロソーラーシートを急遽ダンボールの切れ端に取り付け望遠鏡のフードに嵌め込みました。 シートは弛みが有ったほうが良いとのことですが、一寸弛み過ぎたようで見栄えが良くない。 しかし、肝心の太陽面観察には影響無しなので良し。
太陽面には小さな黒点群が見えており一時間位ず~と見ておりました。 日差しが強いので露出している顔がピリピリとして少し日焼けしたようです。
昨日の観望時の画像で有りますが、シートの弛み状態が良く判ると思います。雲が多いようですが、太陽方向には雲が少なく観望に支障は有りませんでした。
今回の機材は、当に一世を風靡した高橋製作所のTS-65P(73年)です。遠征もしないのに欲しくて堪らなかった機材。中古にて購入したものですが、欠品及び状態も悪く半レストアしました。三脚も古いニスを剥がし再塗布し、欠品類のネジ等は全てステンレス製に換えております。 モータードライブはV社のMD-5をヤフオクにて入手し装着。 鏡筒部はP2と重複しましたので、先年売却し共用で使用しております。 架台の強度から云って、これ以上の重い鏡筒では脆弱さが感じられ、オリジナルセットにての使用が快適に使う範疇と思います。 軽量なこと、そして味わい深い機材として出番も多く、私のお気に入りの一台です。