晏次郎のぐうたら日記

偶にする星見(重星観賞)や鳥撮関連などの気紛れ思いつき日記
  開設 2006年12月

修理完了 私の愛機パート6

2007年01月12日 08時53分32秒 | 天文ネタ

Em10temma 一ヶ月程前、赤経軸にガタが出ていた高橋EM-10 Temma2 Jrをメーカー修理に出しましたが、それが、昨日戻ってきました。最近、人手不足で修理には時間が掛かるとの噂を聞いておりましたが、此れまでと同じ程度の期間でしたので単なる噂でしかなかったのかなと思います。 子供が熱を出し病院へ連れて行ったり、又、私自身も風邪を引いて体調が悪いので、未だ、箱を開けただけでチェックはしておりませんが、心配は無いと思います。此れまで、三度、鏡筒やら架台の修理に出しましたが、何時も完璧の状態で戻ってきたからです。今回のは保障期間中のものであり、送料も掛かりませんでした。 この機種の前にEM-10Bを使用しておりましたが、これも、赤経軸にガタが出ての修理でした。 昔の機種でしたら、自分で調整出来るのですが、どうもモーター内臓タイプのものは、私のレベルでは一寸怖くて手をつけることが出来ません。まして、今回のは保障期間中のものですので蛮勇を奮うことは無く、素直にメーカー修理が得策です。 このEM-10 Temma2 Jrは自動導入したいが為に購入したものでは無く、前機種EM-10Bが高倍率使用時に共振の症状が出て相当気になった為、パルスレートが上がり、共振が無くなったこの機種に取り換えたのが理由です。 しかし、普通の観望では前機の方が微動等のレスポンスが良く使い易かったです。 やはり自動導入機はその機能を生かす使い方をするのが本来なのだなと思います。 手動では二~三年費やして観望出来る天体も、一晩で観望することが出来、今更ながら自動導入は凄いものだと思います。 又、この機種の導入精度は非常に高く、200倍位の倍率でも全天略完璧に視野内に入ってくるので文句の付け様は有りません。只、偶ににとんでもないところに向くことが有りますが、これは、ご愛嬌でしょう。(^^) しかし、自動導入使用と為るとパソコンやら電源が複数必要に為り、決してお気軽では無いので、此れまで、4回程しか自動導入を使っておらず、近い内に、小観測所を作り、そこに常設しようかと思っているところです。(常設にはサイズ的に一寸ショボイですが) 何れにしましても、この自動導入機は私の観望スタイルに新風を吹き込んだことは間違い有りません。 因みに搭載鏡筒は10キロ以内の反射、屈折鏡筒で、特に決まった鏡筒用としては使っていませんが、主に、μ-210の搭載が多いです。