またまた日曜に

日曜の夕方
ちょっとお菓子やさんまでと
一人で出掛けた私の母みねこさん（80歳）が
いくら待っても帰ってきません

お菓子屋さんに聞いてみると
きてませんよとのこと
自転車で探してもみつかりません
時間とともにだんだん心配になって
町内放送でもしなくちゃと
電話番号簿を繰っていると
かかりつけの病院から電話
ころんで救急車で救急に運ばれているとのこと
怪我はたいしたことはないとのことで
一安心
迎えに行き
事なきを得ました


夫の父さかえさん（91歳）の奥さんのしげこさん（86歳の夫の母）は
先週の日曜に
入所できたばかりの介護施設から
救急車で病院に運ばれて
重篤な肺炎
年齢からしていつなにがあるかわからない
と宣告されました

勿論、医師の対処も適切だったのでしょう
高濃度の酸素吸入から
奇跡的ともいえる回復を見せました

さかえさんには次男宅に寝起きしていただき
次男がさかえさんの看病の病院通いに付き添い
きょうだい全員交代での付き添いを手配したのも
回復に効果大だったのでしょう
週末には週明けの退院が告げられました

病院の夕食はこの日曜でおしまい
三度の食事ごとの付き添いから解放されると
ほっと一息の空気が次男宅には流れました

繕い物をして肩が凝ったみねこさん（80歳）は
お財布を持って最近憶えたお菓子屋さんを目指して
「散歩がてら歩いて来る」と外へ出ました

今まで何度も迷子の心配をしたのですが
その度に何とか無事帰宅していたみねこさん
　この辺の地理も少しずつ理解して慣れてきたようです

そんなときのみねこさんの救急車騒ぎでした
顔の数箇所をすりむき、右腕を強打
でも骨折もなく無事帰宅
「初めて救急車に乗ったよ」
とのみねこさん弁でした