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週二回、Hさんと朝のお散歩を同行するようになって一年になります。お散歩しながらおしゃべりをするのが楽しみなのですが、読書が趣味とおっしゃるHさんには教えて頂くことばかり。話題になった三浦綾子さんの「海嶺」は
図書館ですぐに借りることができました。その話をしたからか、
「ザリガニの鳴くところ」は読んでみてはと、勧められたものです。
翻訳ものは、文章が不自然で、すんなり入って行けず、シンドイ気がしたのですが、やがてその世界に
引き込まれて、一気に読んでしまいました。
作者は女性の自然科学者、動物生態学に詳しい。小説は70歳になって初めて書いたもの。
主人公カイアは7歳で家族に捨てられ孤独の中で生きながら自らの手で人生を切り開き、勝ち取ったといえるだろう。
だれかと、カイアについて話したいと思わせる沢山の論点を持った小説でした。
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