こんにちは。いつもありがとうございます。
今回は、10月の活動についてという表題でUpさせていただきます。
最近は、進路指導や生徒指導について触れてきましたが、肝心の10月の活動については触れてこなかったことに気づきました。
すでに10月になってしまいましたが、遅ればせながら、10月の活動について触れてみます。
二学期は、一年の中心で、季節的にもある程度安定しますので様々な活動が行いやすくなると思います。事実各種の行事も組み込まれていて、生徒が自主的に活動する機会も多いと思います。
そのような中での今月の活動について、心理学的な側面を活用しながら見てみようと思います。
1年
入学、進級からの本格的な活動の時期ですので、以下のような点に気づけるように支援をします。
発達課題としての今の自己の課題について、何をどのように行うことが課題であるか、どのように取り組んだらよいのかについて意識をきちんと持てるように支援します。
自己の課題に自力で着実に取り組むことが自立の第一のポイントですから、これをきちんと意識させることが大切と思います。
学習が学校生活の中心的な部分ですから、それに対して、効率的・能率的な学習の仕方を考えさせること、あるいは場合によっては教えることも必要になると思います。
その時に、一方的に教え込むのではなく、自分の学習の仕方や時間の使い方について、自己の状態を振り返らせること、セルフ・モニタリングさせること等で、学習の準備、目的性、計画性、持続性、創造性等の分野をそれぞれ明確にすることが大切である。自分で自分の学習体制を作り上げる意識を育てることが必要である。そうしないと依存的な状態になり、自主性が育たない。
1年では、学習と部活の両立も一つの課題である。部活も本格化して、1年も中心に近づくので、学習との両立もしにくくなる可能性がある。やはりこの点の両立を図ることができるように、生活を見直して継続的に両立できる体制を発見させることが大切と考えられる。
学級や学年のうちに、孤立的な生徒がいないかどうか確認をする。生徒間の人間関係は、生徒の学校生活の充実に大きな影響を持っているので、よく見ておくことが大切である。それは、各種の問題の予防的な活動としても大きなポイントである。孤立的な生徒に対しては、支援者がまずは近寄り働きかけを行うことが必要である。孤立している生徒の内面的な状況には特別な感情世界があることが多く、そのことで、人に近づきにくくなっていることがあるので、支援者が外套の生徒の内面的な世界を把握できるように近づいて、人間関係を作ることが必要である。
近づくことで、人間関係が安全・安心であることを実感することができれば、そのことが他者への近づきを促すことにつながると考えられる。孤立的な生徒を少なくするように努めることが支援者の大きな役目である。
友人関係ができている場合には、その深化についても考えさせることである。行事の機会等を利用しながら、生徒間のの自然な交流を増やすように努力していくと、関係の深化が実現されると思われる。
交流が進化すると、生徒は相互に学ぶようになるので、その学びを元にして、自主的に活動できるようになる。相互の自然な交流ができるようになると、学級は自然に融和的・親和的になり、良い雰囲気になって、学びの空間として適した状態になる。自然に学習体制がよくなるので、学習成果も自然に高まる可能性が多い。
また、不登校校も本格化しやすいのもこの時期である。不登校は、その背景に複雑な要因を擁していることが多く、一面的な見方はできないので、注意が必要である。生徒本人の資質、家庭の状況・人間関係。学級の状況、あえて言えば、支援者の特性も影響することがある。
多様な要因があり、根深い問題を抱えているケースもあるので、注意をしながら支援を進めることが大切である。特にSCやSSW等との連携による支援が必要な場合も多い。校外の関係機関とも連携する必要があることも多い。
不登校で一番避ける必要があるのは、本人や家庭と学校・学級との関係が疎遠になってしまうことである。こうなると、本人の回復と再登校まで多くの時間がかかってしまう。そうならないようにしていくことがとても大切である。
2年
中学でも高校でも、学校生活の後半を意識させ、毎日の日常的な生活の充実について考えさせる。順調に伸長する生徒と停滞を示す生徒に分かれやすいので、個別指導を充実させる。学習セルフ・モニタリング等の実施によって、自己の学習法について改めて考えさせる。引き続き集団活動で生徒を育てる。
3年
推薦入試等への手続きを確実に行わせ、面接技術を学ばせる。入試の現実が近くなって、学習に集中できない生徒もいるので、個別指導を強化したり、学年全体でSGE等を行い気持ちを支える活動を行う。自律訓練法
を教えたり、グループ相談の実施も効果的である。
2年、3年への対応が不足になってしまいましたが、1年の部分も参照しながら活動を行っていくことが大切と考えられます。内容の細かな点については、次回以降に触れてみたいと思います。
今回は、ここまでといたします。またよろしくお願いいたします。コメント等もよろしくお願いいたします。
今回は、10月の活動についてという表題でUpさせていただきます。
最近は、進路指導や生徒指導について触れてきましたが、肝心の10月の活動については触れてこなかったことに気づきました。
すでに10月になってしまいましたが、遅ればせながら、10月の活動について触れてみます。
二学期は、一年の中心で、季節的にもある程度安定しますので様々な活動が行いやすくなると思います。事実各種の行事も組み込まれていて、生徒が自主的に活動する機会も多いと思います。
そのような中での今月の活動について、心理学的な側面を活用しながら見てみようと思います。
1年
入学、進級からの本格的な活動の時期ですので、以下のような点に気づけるように支援をします。
発達課題としての今の自己の課題について、何をどのように行うことが課題であるか、どのように取り組んだらよいのかについて意識をきちんと持てるように支援します。
自己の課題に自力で着実に取り組むことが自立の第一のポイントですから、これをきちんと意識させることが大切と思います。
学習が学校生活の中心的な部分ですから、それに対して、効率的・能率的な学習の仕方を考えさせること、あるいは場合によっては教えることも必要になると思います。
その時に、一方的に教え込むのではなく、自分の学習の仕方や時間の使い方について、自己の状態を振り返らせること、セルフ・モニタリングさせること等で、学習の準備、目的性、計画性、持続性、創造性等の分野をそれぞれ明確にすることが大切である。自分で自分の学習体制を作り上げる意識を育てることが必要である。そうしないと依存的な状態になり、自主性が育たない。
1年では、学習と部活の両立も一つの課題である。部活も本格化して、1年も中心に近づくので、学習との両立もしにくくなる可能性がある。やはりこの点の両立を図ることができるように、生活を見直して継続的に両立できる体制を発見させることが大切と考えられる。
学級や学年のうちに、孤立的な生徒がいないかどうか確認をする。生徒間の人間関係は、生徒の学校生活の充実に大きな影響を持っているので、よく見ておくことが大切である。それは、各種の問題の予防的な活動としても大きなポイントである。孤立的な生徒に対しては、支援者がまずは近寄り働きかけを行うことが必要である。孤立している生徒の内面的な状況には特別な感情世界があることが多く、そのことで、人に近づきにくくなっていることがあるので、支援者が外套の生徒の内面的な世界を把握できるように近づいて、人間関係を作ることが必要である。
近づくことで、人間関係が安全・安心であることを実感することができれば、そのことが他者への近づきを促すことにつながると考えられる。孤立的な生徒を少なくするように努めることが支援者の大きな役目である。
友人関係ができている場合には、その深化についても考えさせることである。行事の機会等を利用しながら、生徒間のの自然な交流を増やすように努力していくと、関係の深化が実現されると思われる。
交流が進化すると、生徒は相互に学ぶようになるので、その学びを元にして、自主的に活動できるようになる。相互の自然な交流ができるようになると、学級は自然に融和的・親和的になり、良い雰囲気になって、学びの空間として適した状態になる。自然に学習体制がよくなるので、学習成果も自然に高まる可能性が多い。
また、不登校校も本格化しやすいのもこの時期である。不登校は、その背景に複雑な要因を擁していることが多く、一面的な見方はできないので、注意が必要である。生徒本人の資質、家庭の状況・人間関係。学級の状況、あえて言えば、支援者の特性も影響することがある。
多様な要因があり、根深い問題を抱えているケースもあるので、注意をしながら支援を進めることが大切である。特にSCやSSW等との連携による支援が必要な場合も多い。校外の関係機関とも連携する必要があることも多い。
不登校で一番避ける必要があるのは、本人や家庭と学校・学級との関係が疎遠になってしまうことである。こうなると、本人の回復と再登校まで多くの時間がかかってしまう。そうならないようにしていくことがとても大切である。
2年
中学でも高校でも、学校生活の後半を意識させ、毎日の日常的な生活の充実について考えさせる。順調に伸長する生徒と停滞を示す生徒に分かれやすいので、個別指導を充実させる。学習セルフ・モニタリング等の実施によって、自己の学習法について改めて考えさせる。引き続き集団活動で生徒を育てる。
3年
推薦入試等への手続きを確実に行わせ、面接技術を学ばせる。入試の現実が近くなって、学習に集中できない生徒もいるので、個別指導を強化したり、学年全体でSGE等を行い気持ちを支える活動を行う。自律訓練法
を教えたり、グループ相談の実施も効果的である。
2年、3年への対応が不足になってしまいましたが、1年の部分も参照しながら活動を行っていくことが大切と考えられます。内容の細かな点については、次回以降に触れてみたいと思います。
今回は、ここまでといたします。またよろしくお願いいたします。コメント等もよろしくお願いいたします。
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