こんにちは。また投稿してみます。見ていただけると幸いです。
今回は、12月が近づいてきましたので、月ごとにやっている各月の活動について、12月を取り上げて投稿してみます。
12月の各学年や学級での活動について、学年ごとに記してみます。
1年
中学ではどうかわかりませんが、高校では、1年生や2年生では、年末に個別生徒面接を行う学校が多くあると思います。 また、行われない学校もあるかもしれませんが、この時期は、やはり一年の振り返りを行うことが大切で必要とも思われます。
個別面接が行われる学校では、その機会を利用し、行われない学校では、独自にクラス担任と生徒の意見交換を行う機会があった方がよいと思います。この時期の面接はメリットが多いと思います。
面接の代わりに、各生徒に一年を振り返ってのアンケート調査のようなことを行うのもよいかと思っています。
このページを読んでくださるような教職員の方は、知っている人も多いかもしれません。またよく知らなくても、「構成的グループエンカウンター」と言う言葉を聞いた方もおられるかと思います。これは略称でSGEともいうことがあります。そのSGEの中に、生徒の活動として、「一年間の棚卸」というような名前が付けられた活動があります。関係の本を見ていただければすぐに探せるとは思います。細かいところまで記すわけにはいきませんが、これは、過去一年の自分の心の状態の変化を、上がった下がった等の線で記してみようというものです。上がりの時には、何がどのように作用して上がったのか。下がった時にはその作用ポイントは?、等を文字であらわしてみようということです。
一言でいえば振り返りを十分に行わせることですね。自分の状況と自分の活動や行動がどのようにマッチングしているかについて自ら考え感じさせるということですね。自己省察の活動と言うことですね。
この活動や類似の活動で、自分を客観化させてみるということです。自己を客観的にみられることは、生徒が自己理解が自分の力でできるということですね。それは大人に近づいたということです。
自己の良さや要改善点、活動・行動の成果への影響を自分で理解できることです。ここまでできれば、自己理解も相当進みますので、自己の今後の課題も自分で発見できて明確化することができると思います。
ここまでできると、自立した生徒と言うことですね。今、別のところで扱っている生徒指導の目標です。年末は自己を振り返る貴重な機会になると思いますので、工夫をして何か活動ができると生徒の成長を促すことができるかと思います。特に高校一年のこの時期の振り返りは2年生以降に大きな影響を与える可能性があると思いますので、何かを実践したいところです。
別のポイントですが、成績不振の生徒への対応も本当に必要な活動だと思います。年を越えればすぐに学年末になってしまいます。新年のあわただしい動きの中で、成績不振への対応はやりにくい活動です。
先ほどから振り返りの時期と記しましたが、その振り返りに合わせて、不振への対策も実施できれば良いと思います。学業不振の背景には、複雑な条件が横たわっていて、短時間での解決は難しいかもしれませんが、何も行わないで過ごしてしまうのでは、手遅れになってしまう可能性が高いと思います。留年や中退等にもつながりやすいので、ここがポイントと思っています。
話がずれますが、このようなときに支援者・教職員からの一方的な指導は効果がないことが多いと思います。カウンセリングでは、相手の意欲や具体的な動きを促すのには、4つの過程があると考えられています。きちんと人間関係がある、その関係の中で相手が自己の心の中を十分に見つめることができる、見つめて自分の感情や思いを表現することができ課題に気づく、課題の克服に向けて具体的に動く。この過程が発動するように持っていければよいと思います。でもすぐにはできませんので、年末は、一つ目と二つ目ができればそれでよいと思います。
対象の生徒には、また新年になったら話を聞かせてもらう機会を作ろうと思っているよ、程度でよいと思います。この時期に詰めようと思ってもそれは難しいです。支援者が心のゆとりを持ちながら、生徒の事情をくみ取りながら進めるのがよいかと思います。
思い浮かんだ言葉を記しておきます。「人は、話を聞いてくれる人の話を最終的に聞くようになる」と言う言葉です。心の働きは奥が深いですね。
学習のことは、また別の機会にさらに記したいと思っています。
2年
進路実現に向けた本格的な生徒の活動を始めさせる。自己の特性や社会の状況に目を向かせる活動を行う。
成績不振生徒に対して個別指導または集団での指導を行い、学年末の進級をめざして指導を行う。進路部との連携を図りながら学年の活動の充実を図る。
3年
前月に引き続き、情緒の安定を図る。受験手続きの確実な実践を促す。進路の決定した生徒は決まらない生徒の援助を行う。相互扶助の雰囲気づくりを行う。着実な学習を促し日々の生活の中で、やれている、伸びているの実感を持たせる。生徒の身近に立って支える活動を行う。
文が長くなりましたので、今回は、ここまでにさせていただきます。2年生と3年生に関しては、短文でポイントだけを記しましたが、なるべく早くにもう少し説明を加えたいと思っています。よろしくお願いいたします。では、また。
今回は、12月が近づいてきましたので、月ごとにやっている各月の活動について、12月を取り上げて投稿してみます。
12月の各学年や学級での活動について、学年ごとに記してみます。
1年
中学ではどうかわかりませんが、高校では、1年生や2年生では、年末に個別生徒面接を行う学校が多くあると思います。 また、行われない学校もあるかもしれませんが、この時期は、やはり一年の振り返りを行うことが大切で必要とも思われます。
個別面接が行われる学校では、その機会を利用し、行われない学校では、独自にクラス担任と生徒の意見交換を行う機会があった方がよいと思います。この時期の面接はメリットが多いと思います。
面接の代わりに、各生徒に一年を振り返ってのアンケート調査のようなことを行うのもよいかと思っています。
このページを読んでくださるような教職員の方は、知っている人も多いかもしれません。またよく知らなくても、「構成的グループエンカウンター」と言う言葉を聞いた方もおられるかと思います。これは略称でSGEともいうことがあります。そのSGEの中に、生徒の活動として、「一年間の棚卸」というような名前が付けられた活動があります。関係の本を見ていただければすぐに探せるとは思います。細かいところまで記すわけにはいきませんが、これは、過去一年の自分の心の状態の変化を、上がった下がった等の線で記してみようというものです。上がりの時には、何がどのように作用して上がったのか。下がった時にはその作用ポイントは?、等を文字であらわしてみようということです。
一言でいえば振り返りを十分に行わせることですね。自分の状況と自分の活動や行動がどのようにマッチングしているかについて自ら考え感じさせるということですね。自己省察の活動と言うことですね。
この活動や類似の活動で、自分を客観化させてみるということです。自己を客観的にみられることは、生徒が自己理解が自分の力でできるということですね。それは大人に近づいたということです。
自己の良さや要改善点、活動・行動の成果への影響を自分で理解できることです。ここまでできれば、自己理解も相当進みますので、自己の今後の課題も自分で発見できて明確化することができると思います。
ここまでできると、自立した生徒と言うことですね。今、別のところで扱っている生徒指導の目標です。年末は自己を振り返る貴重な機会になると思いますので、工夫をして何か活動ができると生徒の成長を促すことができるかと思います。特に高校一年のこの時期の振り返りは2年生以降に大きな影響を与える可能性があると思いますので、何かを実践したいところです。
別のポイントですが、成績不振の生徒への対応も本当に必要な活動だと思います。年を越えればすぐに学年末になってしまいます。新年のあわただしい動きの中で、成績不振への対応はやりにくい活動です。
先ほどから振り返りの時期と記しましたが、その振り返りに合わせて、不振への対策も実施できれば良いと思います。学業不振の背景には、複雑な条件が横たわっていて、短時間での解決は難しいかもしれませんが、何も行わないで過ごしてしまうのでは、手遅れになってしまう可能性が高いと思います。留年や中退等にもつながりやすいので、ここがポイントと思っています。
話がずれますが、このようなときに支援者・教職員からの一方的な指導は効果がないことが多いと思います。カウンセリングでは、相手の意欲や具体的な動きを促すのには、4つの過程があると考えられています。きちんと人間関係がある、その関係の中で相手が自己の心の中を十分に見つめることができる、見つめて自分の感情や思いを表現することができ課題に気づく、課題の克服に向けて具体的に動く。この過程が発動するように持っていければよいと思います。でもすぐにはできませんので、年末は、一つ目と二つ目ができればそれでよいと思います。
対象の生徒には、また新年になったら話を聞かせてもらう機会を作ろうと思っているよ、程度でよいと思います。この時期に詰めようと思ってもそれは難しいです。支援者が心のゆとりを持ちながら、生徒の事情をくみ取りながら進めるのがよいかと思います。
思い浮かんだ言葉を記しておきます。「人は、話を聞いてくれる人の話を最終的に聞くようになる」と言う言葉です。心の働きは奥が深いですね。
学習のことは、また別の機会にさらに記したいと思っています。
2年
進路実現に向けた本格的な生徒の活動を始めさせる。自己の特性や社会の状況に目を向かせる活動を行う。
成績不振生徒に対して個別指導または集団での指導を行い、学年末の進級をめざして指導を行う。進路部との連携を図りながら学年の活動の充実を図る。
3年
前月に引き続き、情緒の安定を図る。受験手続きの確実な実践を促す。進路の決定した生徒は決まらない生徒の援助を行う。相互扶助の雰囲気づくりを行う。着実な学習を促し日々の生活の中で、やれている、伸びているの実感を持たせる。生徒の身近に立って支える活動を行う。
文が長くなりましたので、今回は、ここまでにさせていただきます。2年生と3年生に関しては、短文でポイントだけを記しましたが、なるべく早くにもう少し説明を加えたいと思っています。よろしくお願いいたします。では、また。
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