葉が縮むという植物独特の病気があ
ります。身近な庭木では桃が挙げられ
ますが、縮むというよりも赤く膨れて
ビニールが焼け縮む様という感じで、
見た目が非常に悪くなります。
新芽が開く時期に雨が多いと症状が出
やすくなるそうですが、菌の仕業なの
で、害虫と違い事前に想定して手当て
しないと再発する可能性は高いので、
日頃の観察は重要です。
散布薬剤としては、石灰硫黄合材が良
いのですが、病気に成ってしまった葉
は治らないので処分します。
さて、落葉期の散布は原液を7~10
倍に希釈して使いますが、今回は葉が
開いた後の対策なので100倍液を散
布して様子見です。酷くならなければ、
落葉後の来春に再予防となりますね。
剪定屋さん病気の専門家でないので、
万全の対策は出来ていません。
あしからず。
ちなみに基本、樹木の病気は殺菌剤。
害虫の殺虫は殺虫剤。
害虫が病原菌を運ぶこともあります
ので、薬剤散布には殺菌剤と殺虫剤
を混ぜて使用するのがベターです。
その他の病気としては、うどん粉病
や葉に黒い斑点が出る病気等が多い
です。
散布回数は重要でなく、年に複数回
病状を見ながら、かつ、害虫の有無
を見ながらやりましょう。
病気も虫もトコトン嫌な御仁は、
3月から11月まで毎月1回やって
れば、虫も嫌がって来ないかと思い
ますが、ご自由にどうぞ。
ではでは。