農作業で一番体力を使う稲刈り作業
が終わった。実家は、小規模兼業農家
で、自動化無人化は進められないので、
米袋を担いでトラックに乗せるのが重
くて大変だが、今年も普通に収穫でき
たという状況だ。
北の方が良いのは、気温のせいだろう。
西日本の夏は熱帯並みだから、日本米
の品種にとっては宜しくない。
とはいえ、日本全国で均せば、まあま
あ良かったんじゃないかなという感じ。
しかし、誰かが仕組んだ先々月の米不
足騒動は何だったのか? 市場には米
はあったはずなので、その付けはいず
れ必ず回って来るのだろうが、無けれ
ば無いで小麦を食えばいいというのが
一般庶民というもの。
大阪人のように、朝からうどんを食い、
昼に焼きそば、夜にお好みかラーメン
を食っていれば大満足。
米といっても、小さな茶碗に一杯程度
か、握らないフワフワのおにぎりでは、
米の在庫は積み上がるだろう。
そういう吾輩も、食が細くなって1日
1合ちょい、年に60キロ程度しか米
を食わなくなった。というのも食の多
様化で、雑穀も食うし、パンやパスタ
や蕎麦やうどんも食べている。
農家が減って大変だという声はあるが、
まだまだ減るよ。皆が米を食わなくな
って、尚且つ人口減なんだから。
さて、算数を終えて数学に入ったとた
ん難しくなるが、数字というのは正直
なもんだ。
与えられた課題通りに計算していくと
正しい答えが導き出せるが、課題を読
み間違えたり、横着して勝手に思い込
んだり、負号や単位、決まり事を忘れ
ていると辿り着けなくなるが、自分の
性質をあらためて再考するには、いい
ツールかも知れないと考えれば、余程
に精神学的だ。
そして、問題のレベルが上がると、応
用力も試される。
数時間考えて分からない問題が、翌朝
には解けることがあるが、思い込みと
は曲者、考える角度を変えるとスラス
ラ進んで、あの数時間は何だったのか
となる。
しかし、電気や数学の歴史を見ていて
思うことは、それは、そのまま白人の
歴史で、日本人が優秀だといっても、
科学の進歩は、彼らが苦心して作った
法則の上にあるということだろうか。
白人が威張りたい気持ちも分からない
ではない。
未来の日本は、それらを覆せるのか?
50歳台になってようやく、数学をや
る意味が分かったような気がしている
が、社会にある様々な問題も、数学的
にやらないと進まないだろう。
アメリカも日本も、お金だけでなく、
頭脳レベルでも二極化が進んでいるそ
うで、昔の普通レベルが下がっている
ともいわれている。
トランプ氏が大統領になり、製造業を
アメリカに呼び戻すといっても、そこ
に就ける学力の在る作業員がいない問
題があるという。
アメリカには、超がつく天才がいる一
方で、小学生レベルの算数もできない
知能の大人が大量にいるそうだから、
なるほど、アメリカで不足する半導体
は、日本で作るということになる訳か。
ふむふむ、確かに工場は増えている。
そして、北が南に侵攻すれば、ランド
パワーとシーパワーが完全に分断。
日本の役人は、天下り先として、ほと
んどの職種を資格試験で雁字搦めにし
ているが、よくよく考えれば、国民と
企業に負担を強いて、かつ最低限度の
知能は育てている。
こ狡いが、そう思えば悪くない。
まあ、日本の未来は、財務省次第、予
算次第、政治次第、国民のおつむ次第。
そこが動けば、一気に変わる。
「時は金なり」
ではでは。