おじんの放課後

仕事帰りの僕の遊び。創成川の近所をウロウロ。変わり行く故郷、札幌を懐かしみつつ。ホテルのメモは、また行くときの参考に。

SKY J でランチを

2022年10月23日 | 道央のホテル

今月の

僕の好きなやつばかりで

JRタワーを見上げたら、

なんだか行きたくなり(笑

 

日曜日の昼ともなれば、

2、3日前じゃもう予約は取れず。

だけど手はあるんで。

航空券とかで言う Go Show という方法。

だいたい、キャンセルか、

悪くすると No Show な客が、1組はいるんで。

いきなり会場へ行くのは、オススメしませんが(笑

店員さんも出来れば入れてあげたい。

だけど無理なものは無理。

要らぬ気苦労をかけるのもなんなので、

僕は当日の午前10時過ぎに電話をします。

当日の午前10時過ぎという時間帯がミソ。

お隣の和食処「丹頂」と共用の電話なので、

「SKY Jのランチ」だと、はっきり伝えましょう。

なお、11時30分はほぼ無理なので、

13時30分からのほうが可能性あります。

 

で、

ついでなので、

今回はあのカクテルをいただくことに。

コンビニでも売っている、

よく言えば知名度のある、

悪く言えばありきたりなカクテル。

「モヒート」

ラムをベースに、

ミントとライムとシロップと氷で完成する。

ミント水ですか?というくらいミントなものから、

苦いだけの何コレ?なのや、

甘いばかりでジュースなのや、

はては着色料?で緑色にしてるのまで。

そんな沢山ではありませんが、

いろんなモヒートに出会ってはきたので。

さて、どんなものが出てくるやら。

 

今回も折りよく、

バーテンダーさんがおられたので、

着席時にたのんでみた。

前回までのカクテル(シンガポールスリングなど)とは違い、

今回は来るまで、ちょっと時間がかかりました。

実は手間のかかるカクテルなのかな?

あれ?

ミントが全部、沈んじゃってます。

そして砕いたアイスの山。

道北の森にかかる朝霧みたいだな(笑

このホテルは、早くから紙ストローに転換したので、

まあその辺は大目に見るとして。

ん?

辛い。ステアされてないですね。

氷の部分は、素のラムのようです。

ああこれは……

これはいい。ストローが生きてますね。

ステア用のストローは、吸いにくいですが。

紙ストローは、十分に吸える。

しかもこれは、ロングなカクテルだ。

底に香味付けのものがあり、

好きな加減でステアすれば、

いい感じにラムと混ざってくる層ができる。

そして時間が経つにつれ氷がとけて、

いい感じに薄まってくれます。

最初からステアされていたら、

氷がとけたところは、薄まってしまう。

薄いラムではなく、

薄いモヒートになってしまいます。

それじゃ台無しだ。

ミントやライム、シロップの量もいい。

ラム酒なんだというところを譲らない。

ミント感、ライム感ともに、強すぎず弱すぎず。

ライムは搾ってから、グラスに落としているんでしょう。

ライムの「さのう」が適当に破られているから、

ほどよいライム感が持続する。

ねぇこれ、凄いカクテルだよ。

でもそれでいて、やっぱりモヒートに過ぎない。

コンビニでも売っているような、

僕らのカクテル「モヒート」。

今回も、美味しくいただいた。

 

とりあえず。

手前左のスープは、今回始めてお目にかかる。

ブロッコリー(のピューレ)を使ったスープだそうで。

つけあわせで、緑のブロッコリーのピューレがあったり。

赤いのはベーコンの油です。

あっさりしていて、

言われないと、ブロッコリーだと分からないほど。

中央、シャケのパイ包みは今月の実演。うまい。

奥のパン類手前も、今回始めてだな。

栗のデニッシュでいいのかな?

栗のスライスが乗ってます。

メイン。

もう好きなものしか食べなくなった(笑

先月、今月は、

ジャーマンポテトとスパゲティーが美味い。

もうそれだけ、たっぷりと盛ってきた(笑

奥のは、今まで存在に気づかなかったのかな?

豚肉のなんだっけアレ。トマトソース仕立ての、

タマネギやニンジンのゴロッとしたのが入ってるやつ。

味見したら美味かったので、

チャーハンと盛ってきました。

持ってきたなんてものじゃなく、盛って来た(笑

もうこれで満腹。あとが続かず。

デザートも、

いつものアイス盛りあわせだけに。

そしてやはり外せない、アールグレイ。

ティーソーサーでフタをして、

三分ほど蒸らすのをオススメします。

ごちそうさまでした。

 

札幌へ戻ってきて、

ようやく、札幌の人に戻りつつありますが。

わずか半年といえど、

地方色に染まってしまうもので。

田舎って、自由だし、

車があれば、どこまでも走れるしで、

いいところなんですけれど。

それは、ほかの時代、ほかの国でもできるから。

今回、札幌に生まれたからには、

仕舞いまで、札幌の人でありたい。

ガキのころから見慣れたこの景色も、

まもなく失せるという。

爺さん婆さんや、孫と、

共通の話題がまたひとつ消えるんだな。

 

寂しいですなぁ……

 

.


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パセオの残り香

2022年10月23日 | 雑談

そっちじゃなく、反対側、

宮越屋珈琲のあった側のほうが、

パセオの面影がいっぱいだぞと、

知人から聞いたので、寄ってみた。

なるほど。

ショーウィンドウに見本が残っていたり、

店の看板やポスターがそのままだったり。

明日も営業するんじゃないかと。

最後にボソッと、その知人が呟いたこと。

そうな。

人が通るんなら、

店を閉める意味が分からんな……

ご多分に洩れず、ここでも、

時間をかけて、現場不在の段取りは、

出来上がっていたというわけだな。

「気づいたときには、いつも手遅れだ。」

アニメの中の話じゃないねぇ。


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さよならモントレ札幌

2022年10月23日 | 道央のホテル

こういうの、

他になかったなぁ……

リニューアルの噂もありましたが、

残念ながら、今月末で閉館となった、

ホテルモントレ札幌。

ゴジラじゃないけどさ。

ビルの谷間に埋もれてしまう感じは、

どうにも拭いようがない。

なんちゃって洋風ホテルが、

今はもういっぱいあるけど。

ここはマジの洋風を目指してたと思う。

もちろん、日本や日本人に合わせて、

ある程度のアレンジはあったけど。

イギリス行ったことのある人には、

マジで懐かしい場所でした。

このドアの向こうは、

何て言うか、格式ある、

例えれば、英国品コレクターの別荘。

70年代の、お金持ちがまだ、

紳士淑女だったころの、

英国品コレクターの個人宅へ、

個人的に招待されたという感じ。

この佇まいも、見納めです。

たぶん、国内唯一の、

英国ガーターベルト勲章を持つホテル。

最後にもう一度、

その雰囲気を味わっておきたかったが。

1泊素泊まり1万4千円とかでは、さ。

しかし、

およそ一等地に建っている、

低層ホテルであれば。

このお値段でも、

足が出るかもしれないなぁ。

うん……

閉館やむなし、か。

すぐそばにある姉妹館、

エーデルホフ札幌は、

アールデコ調のホテル。

近現代的が好きな人には、

おあつらえ向きだが。

僕はもう少し昔がよかった。

アールデコ調なこのホテル、

モントレ札幌が好きでした。

日本全国、いや、世界中探しても、

このホテルのようなのは、ここだけ。

 

さよなら。

モントレ札幌。

出会えてよかった。

 

僕の居場所がまたひとつ消えます。


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