九州 大分の旅

2011年10月24日 | 出来事



Yさんの一族は何年かおきに「親戚会」を開いている。

全国各地に散らばった親族たちが一斉に集まり親睦を兼ねたパーティーを開く。

2度ほど参加させてもらっているが
いとこが店長をしているというライブハウスのブリックブロックという素敵なお店で今回も開催された。



自分の家や、友達の家などを考えても
親戚縁者が合同で集まるなんてことは一切無い。結婚式や葬式でもそれほどは集まらないし、
大体いとこの子供が何ちゃんだかも知らないのが我が家なので(それもあんまりか・・・)
Yさんちは、本当に素晴らしいと毎回思う。

自分の家系にない生き方を学んで、
子供たちが横や縦のつながりを苦なく考えられたらいいなあと、心底感じた。

Yさんが実家に戻ると必ず会いに行く親友はいま「鯛生金山」の所長さん。
ここは数年前に世間を騒がせた金の鯛が盗まれた所。
実は3度ほど盗まれたらしいが、報道されたのは逃げられた時だけで
犯人が捕まった時は記事にしても面白くないせいか、報道されなかったらしい。

取っても捕まるぞ!と、その時は報道してほしかったと言っていた。


その彼は数年前フィーバーしたカメルーンを呼び寄せた人物で
ここいら一帯はいまだカメルーン色が残っていて、
いただいたお勧めランチは


カメルーン弁当。
ご飯が国旗の3色を表していて、程よいスパイスの効いたカレーとチキンもおいしかった。
右下の丸いのがバナナドーナツでこれはヒット!
バナナを練り込んだホットケーキミックス?というとわかりやすいかな?
子供に受けそう♪もっちり生地がおいしかった!

それからまたご飯の写真だけど


瓦そば
これは山口の郷土料理で茶そばが瓦の上で焼かれて出てくる。
ちょっとぼそぼそと固くて何だかわからない。
自分的にはツルっと行きたい方なので1500円の割には、、、60点かな。

大分湯布院の街も歩いてきた。
ゆず・豆腐・カボス・椎茸
たくさんあるお店が殆ど同じ商品を置いている観光地のお決まりのスタイル。
メインの通りはすっかり観光地化されて地元のYさんなどは行こうともしない。
でもね、やっぱり横浜から来たんだからと連れて行ってもらったけど
メイン通りより一本外れた川沿いの道とかの方が素敵だったのは確か。

それからYさんの温泉好きの原点だという「湯平温泉」に行ってきた。
電池切れで写真がとれず残念だけど、石畳の坂道をタオル片手に歩いてきた。
共同浴場が何カ所かあり、ぬるぬるした透明な綺麗なお湯だった。

帰りの車の中でタオルを顔に当てると温泉のいい匂いが残っていた。

今度はいつ来るだろう。
片道1万円・2時間で簡単に考えれば簡単に来れる場所大分。
遠くて近い大分の旅だった。


そうそう、書き忘れる所だった。
Yさんの湯布院の別荘に泊まらせてもらったのだが
珍客がいて初日は大騒ぎ。
なんと、子狸が浴槽に落ちて出れずにあがいていた。
可愛そうに何日かそのままだったようで疲れはててうずくまっていた。
管理人さんが捕まえてその後、山に返してくれたそうだ。(よかった、よかった)
でも野生の動物って、臭いね~!!嗅いだことのない強烈なにおい!
ファブリーズを優しくシュッシュ、なんてことではなくブシュブシュまき散らした。
次の日まで部屋中獣臭でまいった・・・。
でもとんがった顔がうーに似ていたので可愛そうで仕方なかった。


そんなこんなの九州旅行だった。