巨大ヒロイン・コミック計画

3DCGを使ってデジタルコミックの電子書籍化をめざすブログ

コスチューム制作を始めました

2015年02月04日 23時22分09秒 | 3D作業


 さてさて。
 本日から衣装作りです。

 まずは幼少期の双子が着る、子供服から!

 ネットで、子供服の参考画像を保存していきました。
 その中で候補として残したのは、以下のようなファッションです。
(肖像権の関係によって、モデルの子の顔の部分は見えないようトリミングしてあります)












 やっぱり女の子のサンプルは数多くありましたねー。
 姉のハルナは、こんな感じの方向性で作っていこうかなと思います。




 続いて弟のハルキ君の服です。
 迷彩色の半ズボンってのが、能動的でいいかもしれないです。
 でも基本的に、ハルキ君はおとなしい性格の子なんですけどね……(笑)。


 これらは、衣装制作ツールの「マーベラスデザイナー」で作っていこうと思います。




 このソフトは、型紙を3Dモデルに物理演算で着せながら作っていける便利なツールです。
 利点は、まずモデルの体形に合わせて服を作っていける点です。
 本当に服作りと似ているので、ファッションに興味がある人なら、楽しみながら作っていけると思います。

 また服のヒラヒラの部分とかのモデリングでは難しいところも、これを使うと作りやすくなるので大きな利点です。




 というわけで、ハルナのモデルをObj形式で読み込んで、型紙をカチカチと作り始めました。




 型紙を前と後ろに複製して、縫い合わせる部分を指定して、物理演算をGO!




 あっという間に、モデルにまとわりつきました。




 型紙のポイントを動かして、服の形を整えていきます。




 続いて、首の部分に別パーツでヒラヒラを付けようとしたのですが……うまくいきませんでした。
 エリマキトカゲのようになってしまいましたσ(^◇^;)




 ヒラヒラの数を減らして、型紙の形を修正していきました。
 ポイントを追加して移動させながら、良い形になるまで常に物理演算してもらいます。




 ポイントを動かすと、すぐ物理演算で結果を見せてくれるので、とても便利な機能です。




 型紙を、思いきって大胆に変形させたりします。




 型紙に頂点をたくさん追加して、可愛い服になるように調整してみました。

 サンプル画像を参考にした、オリジナルのデザインの服が出来そうな予感です。
 頑張ります。


 ではではまた! ^▽^/




テクスチャの作業です。

2015年02月04日 00時08分46秒 | 3D作業

 迷いに、迷って……また迷う。
 人生、迷ってばかり……。
 なんてね。

 今日こそは、3Dモデルの髪の毛を決着つけたいっ!
 そう思って、本日も作業を再開しました。



 まずは、髪の毛のテクスチャを描き直す作業からです。
 今度は「ハイライトを強くしないように」と、気をつけながらの作業になります。



 うぎゃあーっ!
 髪の毛のディテールを描いてみようとして、いきなり失敗しました!
 髪の毛には見えません!!!
 ……や、やり直しです!!!



 ふぅっ……。
 これで、まあ、何とか……。
 軽~くブラシでなぞりました。



 影の部分をマスクで覆いました。



 そこに、影の色をグラデーションで加えました。



 その影を入れたレイヤーをぼかしました。

 試しに作ったこのテクスチャを、さっそくモデルに貼ってみます。
 どんな感じかな?
 イケるかな?



 うーん……。
 ハイライトは弱められたけど……。



 なんか違うなぁ……。
 これを全部のポリゴンに適用させたとしても、イケてないぞ。

 そう思った瞬間……ドッと、力が抜けました。

 しばらく作業をストップさせて、じっくり考えてみることにします。

 長考です……。

 考えに考え抜いたんですけど……。
 もともと絵が描けない人間の、ここが限界なのではないだろうか……と。
 だんだん悟りを開いていきました。

 そうなのです。
 出来ないことはやらない。
 これは、出来ないことだとわかっただけでも良しとしましょう。

 というわけで、テクスチャはやめ!
 やめやめ!
 撤退っ!

 ここは、ひとつ……「ふりだしに戻る」こととしましょう。
 そうです、最初のアレです。



 これですね(笑)。
 つまり、今までの作業は何だったんだということになりますが……いや、自分の限界を知れたのですから、いいのです。
 予想以上に頑張りましたよ、うんうん。



 というわけで、トゥーンの機能に戻って設定を細かく調整です!
 パラメーターをいじりながら、アニメっぽい髪の毛になるまで、頑張ってみました。

 何となく、いい感じがしてきたので、じゃあ今度は配色だと……。
 もう配色は、誰かの描いた作品を真似よう!

 ネットで検索してみると、髪の毛のテクスチャの描き方講座がヒットしていました。



 結構、簡単だったんですね……。
 もっと最初に検索すれば良かった……。
 今は、もう方針を変えたので、配色について参考になるサイトを探し続けます。

 途中で、

ベタな漫画・アニメキャラクターの容姿の法則/髪色

 こういう面白いサイトも見つけました。
 髪の毛の色で、キャラクターの性格で多い傾向を研究したサイトです。
 なかなか参考になりました。

 続いて、

イラスト制作ツール - 自動アニメカラー変換 オートアクション版


 これは、なんかすごいです。
 第1回 CLIP STUDIO PAINT イメージングプラグイン開発コンテスト で、特別賞を受賞したツールだそうです。
 CLIP STUDIO PAINTのEX用です。
 EX版を持ってるのでダウンロードしておきました。
 いつか試してみましょう。

 で、なかなか見つからないので、ピクシブに行くことにしました。

 ピクシブにアクセスして、アニメ塗りで検索。
 出てきた画像から「この配色はいいな」と思った作品を保存し、その中から双子の髪の色を決定しました。

 最初から、そうすれば良かったんじゃないのか(笑)。
 自分でツッコミをいれてしまいました!



 その色見本から塗ってみたら……おおっ!
 なんかイケてるかも!!

 さすがピクシブ!
 こんなときに頼りになるわ!



 しかし、姉のハルナのほうは……ちょっと影ラインが、また良くないですね。
 いろいろパラメータの数値を変えてみたのですが……あまり良くならないのです。
 ポリゴンの流れによって、変わってしまうようです。
 この辺は、まだノウハウがありません。
 仕方ないので影ラインをやめて、グラデーションへと変更しました。



 やわらかい感じになりました。
 出来れば、アニメ絵の感じで行きたかったのですが……ここは妥協するしかありません。
 現在のスキルで、やれることに変更です。



 幼いハルナも、同じ髪のモデルを小さくして乗せました。



 ポリゴン数も、まあ何とか少なめのローポリゴンでモデリング出来ました。




 続いて、幼いハルキにも青年時代と同じ髪のモデルを縮小して装着です。

 ふぅ……。
 これで、やっとボディが完成。
 次からは服作りに進められます。


 長かった、髪のパーツ作り……。
 やっと終わった……。


【追伸】

 春風さん、日記へのコメントありがとうございます。

 そうですか、良い刺激になりましたか?
 だとしたら良かったです。

 モノ作りって、七転八倒ですね……でも、それが楽しいことだと思います。


 お互いに夢をめざして頑張りましょうねっ!


 ではではまた! ^▽^/