仕事が忙しいと、なかなか個人制作の作品は進まないものです。
さて、そんな中で、いよいよ難関のスカルプトをツールに挑戦のときが近づいてきています。
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まずは、この本を買いました。
ZBrushは前から覚えたくて仕方のなかったソフトです。
今度こそ、ZBrushを使いこなせるようになりたいですねー。
でも購入した本は、おそろしいことに400ページもあります。
簡単に終わるような分量ではありません……。
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以上、サンプルページからの転載です。
これを見るとわかりますが、チュートリアルが、かなり丹念に記載されてあります。
これをやって、基礎的なところがようやく分かるようになるのでしょう。
とはいえ仕事の合間を縫って、これらチュートリアルをこなしていけば……なんだか半年ぐらいはつぶれそうな心配もあるのですが……しかし怪獣のモデルを作るのなら、何とかしてマスターしたいものです。
これさえ使えれば、きっといろんな怪獣たちが生み出せるはず!
そう思って、自分を叱咤激励です。
……というわけで、しばらくしたら、ここがZBrushのチュートリアル日記に変わってしまうかもしれません(笑)。終わるまで延々とやっているかもしれません。
もしそうなった場合は、すみません。
多少、道草はしますが……きっと無駄にはならないでしょう。
いえ、そうなるよう祈りたいです。
さて小説2冊目の表紙なのですが、現在は双子の中学生版をセットアップ中で現在はUVの作業をやっています。
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全身のモデルをパーツに分け、それをまた1枚のテクスチャー内に収めるという、とても時間がかってめんどくさい作業です。
これが終わったらボディペイントで色塗りです。ウルトラマンチックなあのラインを描くのです。
いくつかラフのスケッチやっています。
色も悩みどころです。
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絵が下手なのは、もう言い訳しないとして(笑)。
まずはラフなスケッチを何枚も描いていました。
アニメのトレース台に動画用紙を載せて、基本のデザインを下敷きにして、いろんなラインを試していきました。
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それをスキャナで取り込んで、フォトショにてカラーリングのテスト。
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どっちにするか迷いましたが、ひとまず下のデザインにしようと考えています。
ウルトラマンのイメージそのまんまにはなりたくないけど、でも遠ざかりたくもない。
ファン心理とは複雑です。
自分で「これは模倣だ!」「パロディだ!」「引用だ!」「踏襲だ!」「リスペクトだ!」「オマージュだ!」「アレンジだ!」「パクリだ!」などと、いろんな表現を使って、このブログで言い訳してきましたが……やっぱり何だろうな、怖いんですね。
ちゃんと独自の世界観を持った、ひとつの作品として自立できるかどうか……。
ウルトラマンやその他いろんな作品世界にインスパイアされて創造した本作品は、それら元ネタの作品の名前に恥じないものになれるかどうか。
もしかしたら、「この作品を参考にしました」なんて、タイトルを明らかにしないほうがいいのかもしれませんが、この辺は作者の皆さんそれぞれの考え方なのでしょう。
私は、ウルトラの世界の雰囲気、香りを内包した世界観で、自分が観たいシーン、楽しみたいシチュエーション、それら作品世界を追求して行こうと思います。
それは小説版、コミック版において、徐々に明らかになっていくことでしょう。それを楽しんでくださる人が増えたら、この上ない幸せであります。
と、話が脇に逸れましたが。
続いてウルトラヒロインに変身前のハルナです。
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中学生になったハルナのモデルがだいたい出来ました。
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視線の向きを簡単にコントロールできるリグを付けました。
これをやってるとき、バグでウェイトやらマテリアルが吹っ飛んで消失するエラーに三度くらい遭遇をしたので、あせりました。
でもバックアップを常に保存していたので、助かったのです。
保存していなかったら泣き崩れました……。
というわけで。
あいかわらず技術的には未熟で、コミック版をうまくやれるでしょうか。心配なのですが、もうここまできたら、ひとつひとつ着実にクリアしていきたいです。
小説の中身は、もうほとんど出来ているので、あとは表紙を制作して順次発表していくだけです。
第1巻を買って下さった皆さま、本当にありがとうございます。
続いての第二巻なのですが、発売日初日は無料キャンペーンという大胆なアピール活動してみようかと検討中です。第1巻を買って下さった方々には、ぜひその無料ダウンロードを活用していただければなと思っております。
このブログやTwitterなどで、なるべく早めに告知していきますので、その際はよろしくお願いします。
そして小説版は第3巻で一旦完結となり、そのあとにコミック版の制作に入ります。
コミック化するためには、まだまだたくさんのキャラクターを作らなければいけないので、そちらもまた目が回りそうです。
脇役などについては、もうどんどん手を抜いていこうと思ってます。
主役クラスと同じくらいの手間暇かけていられないですもんね。
……いや、もしかしたらZBrushが、その時点で使いこなせていたら、ZBrushでキャラクターたちが作れるかもしれませんし、さらにはキャラクターの表情とか、かなり漫画チックな崩した顔の表現など、おもしろく加工できるかもしれません。そうなったらいいなぁと思います。
というわけで頑張ります。
ではではまた! ^▽^/