本日の大学ラグビーの早慶戦。 早稲田大学の攻撃力というのは素晴らしいですよ。 私は、バレーボールでも格上のチームを倒すというのは、こういう感じだと思うのですね。守備をしっかり鍛えないといけません。また、顔面レシーブでもやるくらいの気迫を持って臨み、相手をたじたじとさせ、ミスを誘発してポイントを上げるくらいの泥臭さが必要だと思うのです。
にほんブログ村
素晴らしかったですね。
立ち上がりに早稲田がペナルティーキックで3点先取。
その後も、早稲田の展開ラグビーは、その持ち味をいかんなく発揮。
慶応を攻め続けます。
一方慶応は、地道な体を張ったディフェンスで、ほんとに首の皮一枚というところでトライを許さないのですね。
あの試合、早稲田がインゴールに飛びこんでからのノックオン(ボールを前にこぼす反則なんですが・・・)が2回。
これは、トライを取る形までは完全に出来上がっているのですね。
しかし、そこに、実にしつこい慶応のディフェンスが絡んでくるものですから、最後の最後まで詰められず、ミスを誘発するんだと思います。
個々の選手の力も早稲田が上回ると思います。
しかし、その技術を上回る泥臭い慶応の守りが、相手にミスさせたのだと思います。
そして後半、ついに慶応もペナルティーキックで3対3の同点とし、さらに、ワンチャンスを活かしてトライ。さらには、角度のない場所からのゴールキックを決めて10対3と逆転に成功しました。
相手の攻めを凌いで、凌いで、その中から掴んだワンチャンスをものにするという、気迫や集中力。ほんとにすばらしいと思います。
早稲田も最後の最後まで攻め続け、ワントライ取って、10対8と追いすがりますが、慶応が逃げ切りました。
先般行われた世界女子バレーにおける日本チームの活躍といい、今日の慶応といい、ほんとに、その戦い方を見せてくれたという感じでしたね。
しかし、本日のラグビーは早稲田の高度なラグビーがあったから、慶応の素晴らしさが出てきたっていうことも忘れてはいけません。最後の最後までけが人を出しながら、体を張って全力で戦った早稲田ラグビーがあったから、慶応の感動する試合ぶりも演出されたのです。
試合は、勝つほうがあれば、必ず負けるほうも出てきます。
自分たちが負けるほうに回った時に、どのような試合をするのか、これが、とても大事なことだと思うのです。
真剣に戦ってくれる相手チームに対しても、最後まで一生懸命に試合を裁いていく審判にも敬意を払い、自分たちも最後まで全力で戦わないといけません。それが、敗者となっても、最低限守るべき大事なものであると、そう思うのですね。
勝者に回った場合はもっと気をつけないといけません。敗者の場合より、なお一層のこと、相手チームが試合をしてくれたことで自分たちの勝利があることや、審判への敬意を忘れてはならないのです。
もちろん、試合中は勝利のために真剣ですから、相手チームにプレッシャーを掛けたり、審判にも抗議したりといろいろやります。
しかし、選手としてのプライドを持ち、試合が終わったら、ノーサイド。
本日の早慶戦を演出してくれた、両チームに大きな拍手を贈りたいと思います。
感動的な試合、ほんとに、ありがとうございました。
こちら↓に当ブログの見どころやバレーボールの人気ブログを紹介中です。ご活用ください。
にほんブログ村
感謝の気持ち。
試合と外は、分けたいものです。
ありがとうございますの言葉で。
磯野さま。
いつも、こちらこそ丁寧なコメント、有り難うございます。
文章にすると、ややこしく見えるのですが、やってみると、意外に簡単なものばかりなんです。
いずれも、やる気さえあれば・・・というレベルのものですからね・・・。しかし、それが、はたして皆さんに伝わっとるだろうか・・と、返って難しく、説明してないかと・・
いつもそれを心配しています。
そういう意味で、せれママさんやyukieさんのコメントはほんとに嬉しく思う次第です。
ほんとに、ありがとうございます。
どっちが劣るということではなく目標設定が違っている中での
慶應の僅差の勝利ということでしょうか。
岡田ジャパンはあっぱれであったように早慶戦の慶應はあっぱれでした。
ですね。違う戦術の対抗で、お互いそれを出し切った結果、今回僅差で慶応が勝利したってことでしょうね。
双方実力を出し切っての試合だったから、見ている者を感動させたってことでしょうね。ほんとに、すばらしい戦いでした。