ウラ技・バレーボール技術・戦術研究会

実際に使って来た9人制バレーボールの技術・戦術のウラ技。ママさんバレー、一般のクラブチームではかなり通用しますよ。

ジャンプ力アップのためのトレーニング・・・その9

2017年06月14日 22時52分23秒 | 自主トレーニング

ジャンプ力のうち滞空時間を稼ぐ原理について思うところを話していますが、今日は空中でのスパイク動作が及ばす影響についてお話しします。

下図を見てください。

このように腕を重力による自然落下以上に素早く振り下ろします。

そうしますと、腕を下方に強引に振り下ろすための力の反作用で 体内にある重心に対して上向きの力が加わり、重心が自然落下していく速度が遅くなります。

腕の振り卸だけでもそうですが、例えば下図のように実際にAクイックのトスなどをスパイクするときは、

の位置で止まろうとするボールを下方(方向)にスパイクすると、その反作用で体の重心は上向きの力を受けます。体が浮き上がるという事態には至らなくても、重心が落ちる速度を遅くするくらいの力は生じて、その結果体が空中に止まる効果を、少しですが出すということになります。

このようにスパイクの動作には、重心に対して上向きの力を加える力が働くのであり、その結果、ジャンプ時の滞空時間を稼ぐことになったりします。

本日ここまでです。



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