2020.9.20(日)
長井漆山港 光三丸
キンメダイ等、深場の釣りに集中したくて、
しばらくは、スルメイカ・ヤリイカ釣りから遠ざかっていました。
この度、ウロコナイ釣り師に転向宣言したことだし、再開してみるかな…
とはいえ、秋のチビヤリを狙うのは初めてで、
アタリが繊細で分かりづらいとか、
身切れしまくるとかなんて、
未知の世界…
チビヤリはアタリ取れなきゃ話しにならないようなので、なんだか良さげな、
フジモリ・フィッシング・タックル(FFT)の槍烏賊150を買いました。
電動丸3000H、PE2号、
ブランコ、プラ角11cm、
枝間120cm、枝8cm、共に6号で自作。
オモリ120号。
うひひ…
コロナ自粛してたので、半年ぶりの沖です。
右舷は5人。
ソーシャルディスタンスばっちり。
ポイントはこの周辺。
いや〜やらかしました。完全に自分が悪いのですが、11時まで0杯です。
視野が狭いというか、なんというか、まずは基本を予習して来いよ、ってかんじです。
私らしいミスです。上手な人のブログを鵜呑みにしたんです。
そのブログ曰く、
「穂先は見ない。クンクンとアタリが出るのは、逃げようとしているイカなので、手遅れのアタリ。」
「穂先のアタリを見て、たまたま掛かるイカは、運の悪いイカ。」
「それだけ釣っていては数は伸びない。」
「2秒、抱きつくための間を与え、空アワセする。」
「イカは落ちてくるエサに反応するので、少々スピードつけて落とす。」
上級者向けメソッドなんですよ。きっと。
アタリで掛けることができる人が、さらにたくさん掛けるための境地なんですよ。きっと。
読んで、釣れる気になってしまった私。
鵜呑みにして、竿先を見ることもなく、空アワセを強めに入れまくり、結果、ゲソや墨は付いてきました。バカバカ。
そして、ついに、船長のお叱りを受けました。
「周りが釣れている時は、群れがいるんだから、少しでもおかしいなと思ったら巻くんだよ!」
「朝からオレはそう言ってるんだよ!」
そういえば、朝もそう言われたな。
「船長〜、おかしいなと思えるアタリなんて、分かるはずないっすよ〜、だって竿先なんて見てないっすから〜」
なんて、とても言えません。あたりまえですが。
我ながら、アホすぎるぜ。
船長のお叱り後、ようやく修正し、
なんてことはない、基本の釣り方を心がけました。今更ですが。
ソフトに誘って、止め、竿先に集中します。すると、クククククッとか、クンクンとかトトトトトとか、そんなアタリが取れるじゃありませんか。ハハハハハ。
さすが、FFT槍烏賊150。
ていうか、この繊細なアタリを取るために買ったんじゃないか。
くり返しますが、アホすぎるぜ。
ヤリイカ巻上げ問題。
私の電動丸3000Hは、いつの間にか古いモデルとなり、今どきのモデルに標準の楽々モードは、付いていません。
チビヤリをガンガン巻いたら身切れするっていうので、
【火曜釣行】nekochariさんの、(2014.12.6の記事)で習った、徐々に巻き上げスピードを遅くする方法を心がけました。
こういう理屈です。
巻けば巻くほどスプールの径は太くなる→
スプール径が太くなっても、同じ回転速度では、巻き上げスピードはだんだん速くなる→
身切れする。ナルホド。
海中で糸はまっすぐではない。潮で横に糸ふけしている→
糸ふけした分は、実はクッションにもなっている→
巻くほどに、徐々に糸ふけ(=クッション)が減る。
つまり、海中の糸がまっすぐになる→
同じスピードで巻けば、イカが上昇するスピードは、実はどんどん速くなる→
身切れする。ナルホド。
なので、徐々にスローにすべし。
目からウロコでした。
この教えを実践したところ、どうやら、途中でバレなかったんじゃないかな。
ダブルでした。なぜかおでこ?の近くに刺さっています。ヤラセ写真ではありません。
手前マツリで仕掛け交換してると、再び、船長のお叱り。
「今、釣れてる時に仕掛け入れなきゃ。なにやってんだよ。」
愛のムチですね。叱ってもらえるうちが花です。
わ〜い。9杯釣れました。
もう少し早く修正出来ていればな。
釣果欄 4~41
(トップは直結6本、次頭はブランコ)