2021. 6. 27(日)
イカフックの上、2cmと20cmにコブを作っただけですが、スッテのカンナから外した輪っかを上のコブに引っ掛けるだけで、
前線が刺激され、大雨になる予報でしたが、
雨は1ミリも降りませんでした。
さっそく、女将さんにご挨拶し、
稀にみるベタ凪です。
感無量です。6年ぶりに釣れたマルイカです。パシャパシャパシャパシャ、写真を撮りまくる私。
タイム釣りの、ユッサユッサしたサソイが良かったのでしょうか?
12:00 5杯目
13:08
小網代港 翔太丸
マルイカ釣りは、自分でも笑ってしまうくらい下手くそです。気持ちいいほど、まったく釣れません。
一俊丸にて、0杯(船中0~37)
一俊丸にて、1杯(船中0~38)
一俊丸にて、0杯(船中0~20)
翔太丸にて、0杯(船中0~30)
4回やって、1杯しか釣れていないのです。とほほです。
毎回違う竿で挑戦しています。つまり竿のせいしている証拠です。最低です。
今回も竿のせいにして、藤沢釣具を訪ねました。
藤沢釣具は竿を自作させる店です。自作といっても簡単でした。ポイントは竿の削り出しが不要ってところで、
リールシート周りを組み立て、ガイドを巻き付け、ウレタン塗って、はい、完成。プラモデルってかんじ。
折れるのが前提の穂先ですから、穂先は4本、作りました。
社長曰く、
「達人のブランクを再現しました。市販の竿とは全然違います。今までの、2倍釣れます。」
うへへ。力強いお言葉です。今度こそはって、気にさせてくれます。
予習編
【YouTube】
釣り情報 沖釣りカレッジ
中村イカ生のマルイカゼロテン講座
イカにスッテを触らせず、叩いて叩いて叩きまくっているぞ。そこまでじらすか。
なるほど。今まで、ろくに叩かなかったもんな。釣れなかった理由って、これか?
中村イカ生氏は、捨て糸1mで、下から3番目に派手系のスッテを配置。2番目、4番目はクリア系。この3つを基本として、それ以外はテキトーとのこと。
シンプルです。良し、これを応用しよう。
スッテは4本にします。目感度重視したいから。少なくしたからといって効果あるのか不明ですが。
捨て糸は2mにします。スッテの数が少ないぶん、やる気のないであろう下のマルイカを切り捨て、やる気のあるであろう上のマルイカを拾っていきたいので。本当にやる気のあるイカが上にいるのか不明ですが。
中村イカ生氏の捨て糸は1mです。彼が基本とする派手なスッテは底から3mにあります。これを捨て糸2mの私の仕掛けに当てはめ、
すみません。今度は上から数えますが、上から
1番、なんでもいいや。
2番、クリア系
3番、派手系(←底3mです)
4番、クリア系
と、しました。シンプルです。悩まなくていいや。
○私はリーダーにフロロカーボンを使わず、PEを使っています。PE4号です。
フロロですと、結び目がツンツンし、ガイドに引っかかり、竿が折れそうになります。
PEですと、結び目がソフトでガイドに引っかかりません。
PEのリーダー、良いんだけどな〜
一般的ではないんだよな〜
不思議だな〜
なんでかな〜
PEのリーダーには欠点もあります。
それは、誤解されること。
極太のPE使いやがって、オマツリするだろ、シロウトが。
と、思われます(たぶん)。
今回も聞かれました。
だいたい、こういう会話になります。
「リーダー、付けないんですか?」
「これはリーダーです。ラインは0.8号を巻いていますから。」てなかんじ。
○今回のハリスは、太めの6号にしました。
買ってきた、内径3mmのビーズに、
ハリス4号を8の字で結び、ギュ〜っとしたら、すっぽ抜けたので。
ハリス5号が家になくて、6号ならあったから。
ちょっと太いけど、ま、いいか。
たいぞう丸、五エム丸の釣果欄に、
「潮速く、直ブラ有利の場所あり。用意すべし」と書いてありましたので、急きょ、直結仕掛けに細工を施しました。
イカフックの上、2cmと20cmにコブを作っただけですが、スッテのカンナから外した輪っかを上のコブに引っ掛けるだけで、
あ〜ら、不思議、直ブラやブランコに変身する仕掛けです。
突然、台風5号が発生しました。
前線が刺激され、大雨になる予報でしたが、
雨は1ミリも降りませんでした。
天気予報のせいで、出船中止の船もあったそうです。
朝、船長がにこやかに声掛けてくれました。
「○○○さん?」(←私の名前)
「左舷、後ろでいい?」
予約の際、左舷3番を指定しましたが、左舷は3人しかいないとのこと。天気予報が最悪すぎたので。
Oさんが右舷にいましたので、前回(2年前)はお世話になりましたと、挨拶したところ、覚えていてくれました。
となりに女将さんが飛び入り参戦し、これで左舷は4人です。広々。
女将さん直々の指導がいただける(たぶん)、ラッキーな席です。
さっそく、女将さんにご挨拶し、
「4回やって、1杯しか釣っていません。今日は1杯釣るぞ〜」
と、自己紹介しました。
女将さん、コイツはヤバイと思ったのでしょう、急に指導モードの表情に変わり、
「仕掛けはどんなのですか?」
「スッテ4本です。切り替え可能ですが、とりあえず下2本が直ブラで、上2本が直結です。」
「それで良いです。着乗りが1番釣れます。ていうか私は着乗りでしか釣れません(謙遜)。着底する前からイカは追いかけていて、さわっていると思ってください。糸ふけ巻き取って、キュッ、です。」
「着叩きはしないんですか?」
(中村イカ生氏は、いきなり着叩き派)
「着叩きはイカの活性が高い時じゃないと、おすすめしません。」
ふむふむ。
稀にみるベタ凪です。
天気予報の野郎。
ま、考えようによっては、釣り客が少ないので、イカのストレスも軽減する?
よぉぉし、今日こそは釣れる気がするぞ。
7:03
1投目。左舷、前の3人、
「お、魚の反応か〜?」
「なんかさわってる〜」
とか、言い合って、ワイワイと楽しそう。私にはさわっているのかどうか、良くわかりません。
7:25
ん、さわってる気がするぞ。ん、重みがあるぞ。これはイカかな。ついにイカかな。イカかな。イカだよな。
ガツン。
上←→下
4番ピンク(1番下)に、ゲソが付いていました。ハモノにヤられたっぽい。う〜。
7:40
3番ミドリ。またヤられた。まっぷたつに食いちぎられてる。どいひー。
3番・4番は直ブラです。アタリも分かったことだし、2番ケイムラも直ブラにしました。
ふっふっふっ。今日はマルイカの触りが分かるぞ。
ふっふっふっ。やっぱり、竿かな。やっぱり、竿だね。
8:30頃、
うっ。やっちまった。1本目、死亡。
9:05
ようやく乗ったか。付いているぞ、付いているぞ、でも、またヤられるのか、どうなんだ。
ガツン。
2番ケイムラにゲソが付いていましたが、あのガツンでヤられたな。毎回毎回、ガツンとやりやがって、まだ、0じゃないか。
9:45
2番、3番に墨べットリ。今回は下手くそなだけです。う〜。
10:20
乗せたけど、ガツン。4番ピンクにゲソ。
10:30
なんか、3番ミドリにポチョッて付いてる。触腕の先っちょだな。今回は下手くそなだけ。
ぐぉぉぉぉぉ。だめだ。だめだ。だめだ。やっぱり、オレには向いてない。
あっ、、、、そうだ。さわっているのに、掛けられないってことは、いっそ、あれかっ。
あれ、あれよ。タイム釣り、してみるか。
この頃になると、腹が満たされたのかハモノ攻撃も弱まり、船内、イカが取り込まれるようになってきまして、
10:40
ユッサ、ユッサ、ユッサ、1.2.3.4.5
せいやっ。重いよ、いよいよか、いよいよか、イカか、イカちゃんか〜
4番、ピンク。
感無量です。6年ぶりに釣れたマルイカです。パシャパシャパシャパシャ、写真を撮りまくる私。
「今日、終わりでもいい〜」と、喜ぶ私に、
「これからですよ、ツ抜け目標ですよ。」檄を飛ばす女将さん。
『火曜釣行』
nekochariさんのおかげで、頭の切替できました。彼自身はしていませんが、
(2015.2)
タイム釣りの達人に会ったハナシ
(2015.7)
タイム釣り推奨派、山天丸船長の釣り方
の記事が、目からウロコでした。
前日に復習して良かった。
10:50
竿先が細いので、オモリを50号から30号に替えました。
水深40m~60mでしたが、30号でもオマツリしませんでした。
11:00
マルイカ、ダブルで釣れました。
2番ケイムラと4番ピンク。タイム釣り、最高。
11:10
やたらに重く、なんだろなと巻き上げましたら、いい型のタコがオモリを抱いて上がってきました。離せばいいものを。
いつの間にかそばにいた船長が、素早く、シュパッとタモ取りしてくれました。さすがです。タコ用ネットまで頂きました。
タイム釣りの、ユッサユッサしたサソイが良かったのでしょうか?
「よっぽど、離したくなかったんでしょ。」
「そのオモリ、いいな、貸して。」
周りから祝福というか、イジられて、あぁ楽し。
11:20
2番ケイムラで釣れて、これで4杯目。
どういうわけか、1番上の、直結の5cmミドリだけには乗りませんし、ゲソも墨も付きません。
リーダーPE4号のコブに引っ掛けました。無理やりブランコになりました。コレで釣れたら笑えます。
12:00 5杯目
12:08 6杯目
12:22 タイム釣りではなく、アタリで掛けて、7杯目
13:08
スッテがダメなのかと思い、へなちょこPEブランコを、ミドリ→赤白に替えました。
8杯目に、へなちょこPEブランコに乗せました。赤白が良かったのか?
13:40
巻きすぎて、やっちゃいました。もういいや。穂先替えるの面倒だし、ガイド2つくらい、どうってことないっしょ。ハサミでちょん切り、速攻回復しました。
その後、ペースを上げ、
13:48 3番ミドリ、9杯目
13:04 3番ミドリ、10杯目
13:14 3番ミドリ、11杯目
13:24 3番ミドリ、触腕の先っちょ
下から3mの勝負スッテに立て続けに乗りました。
終了。あー、楽しかった。
マルイカ、やめないで良かった。
船中8~46でした。