ワタシ・・コンサートの 1ヶ月前くらいからは 風邪をひきそうな所や、
恐ろしく疲れそうな事は、避けて 静かに 暮らすことに しています。ハイ
体力に 自信がないもので・・
(本番の1週間前から 包丁を持たない←家事をしないと 公言する ピアノ科の友人もいます)
公演が終わってからも 後始末・・と いうか 先延ばしにしていたことが モロモロあり
すっかり日常に戻るまでに 2週間くらいはかかります。
今回は 6月末に コンサートを予定していたので 5月中旬からは、体調管理に細心の注意を
だから、風邪をひきそうな所や、恐ろしく疲れそうな事は、避けて
静かに 暮らしておりました。ハイ・・・野球も バーゲンも・・行けなかった
今のワタシにできる事は そう多くはないので 些細なことでも 大切にしないと もたない・・
その昔・・まだまだ 元気いっぱいだった 20代の頃?
歌う声は 出そうと思えば・・ 準備・練習をすれば ある程度は 出せるものだと 勘違いしていました
音声学の授業で 耳鼻咽喉科の医師で 声楽家としてステージで歌っていらしたH先生に
声帯を中心に 医学的なことや・・いろいろ習ったハズなのに・・
忙しい学校勤めでは 自分の事など かまってもいられず・・
早朝から深夜まで 今から思えば 喉・声の酷使を続けました。
はじめは 急性の 咽頭炎・喉頭炎の診断で 吸入と服薬・・ガラガラ声と咳コンコン・・
そして 声帯ポリープ・・声帯結節・・と進み・・喘息までおこして・・ゼイゼイ ハアハア ヒイヒイ
それでも 授業をし 部活をして 会議や 面談等々・・・(仕事ですから・・)
もう 元の声には戻せないところまできて 初めて気づいた事・・
資源には 体力には 限りがあること・・・限界まで使い切ったかも知れない
そして・・再生は不可能だろうということ・・
その後 退職して 何年間か ほとんど歌わず ピアノもあまり弾かず・・
静かに 人前で話すこともしない生活が続きました・・・
東大病院の先生も 慶応病院の先生も「仕事を続ける限り 繰り返すよ」と
おっしゃっていましたが・・静かに暮らしても すっかり元通りには なりませんでした。
この頃は 以前の自分とは かなり違う 声色・声域・キャラクターになったかなぁ・・
と 感じる事が多いのですが・・・まぁ・・これも また 良いかなぁ・・
1度の人生で 2度の 歌声 フッフッフッ
今度は タイセツに 時どきは お手入れしながら 末永く付き合いましょう・・・
そして 今 思うこと・・押し寄せる 加齢の波・・キャーッ