お世話になっています・・美しき 日本のうた (^^♪

　　初めて　サークルの指導を頼まれたころ　教材を選ぶのに　とても苦心しました。


　　それまで小・中・高・と　その卒業生くらいは　指導の経験ありですが・・

　　　学校音楽は　今から思えば　ちょっと独特だし　毎年　行事やコンクールにも追われて

　　　　ゆったり味わうよりは　しっかり学び　教え　共に作り上げる音楽・・

　　　　　あくまでも　学ぶという感じ？？？



　　それが　一気に高齢者・・趣味？　お楽しみ？・・と言われても・・

　　　だいたい　その頃は　高齢者と言っても　自分の身内くらいしか　わからないし　

　　　　歌について語り合ったこともない・・未知との遭遇のようなもの


　　　皆さんが　どのような傾向の　歌・音楽を好まれるのか・・・　

　　　　どんな気持ちで　歌いにいらっしゃるのか・・皆目　見当がつきませんでした



　　それで　何度も何度も　楽器屋店に通って　楽譜コーナーにへばりついて・・

　　　　いろいろな楽譜を手に取っては　見比べたり・・

　　　　　また　ある時期は　図書館や　生涯学習の指導者養成講座に通って学んだり・・



　　今　思えば　楽器店には　迷惑な客だったかも知れませんが

　　　ワタシも若かったし　精一杯で・・そして　やっと納得して導入した教材が　これです



　　そのものズバリ　野ばら社刊「美しき日本のうた」（今回は増訂版）です。

　　　日本の・・とはいっても「ローレライ」や「夢路より」のような　外国曲もあります。



　　大きさはA５版・重さ・価格とも軽量で　持ち歩きもラクで　メンバーさんの負担も軽い

　　　そして　その割には　212曲と曲数が多く　何よりも　童謡・唱歌・寮歌・抒情歌・歌謡曲まで

　　　　内容的にも多彩で　バランスも良いので　どのサークルでも好評で　

　　　　　1冊あると　選曲がしやすく　重宝しています。



使い始めてから　かれこれ　20年になる　サークルもあります。

　　　　数年前には　価格はそのまま（本体・800円）で　12曲追加されて　

ご親切に・・というのか・・ちょっと驚きました



　　それだけ　数多く売れている・・という事なのでしょうか

　　　でも　ページの割り振りなど　以前と変わらないので　ありがたい。　

　　　　　元からのメンバーも　買い替えなくても　一緒に使えています



　　50歳代から90歳代までが一緒に歌う　老壮大学のような　年代層も　音楽経験も　幅広くて

　　　いろんな状況を設定しにくい団体でも　どのメンバーにも　一定の懐かしさや　楽しさ　

　　　　　そして　少しでも達成感を　感じてほしい
　　　　　
　　　　　　　と　考えて　練習の前には　いろいろ準備しています。



　　そして　参加者には「今日の練習に来て良かったもう少し挑戦してみよう」と　

　　　　前向きに進めるように　お手伝いをしたい・・・と　思うと　かなり難しいものです。



　　もちろん　この曲集だけではなく　その時どきの行事で発表する曲なども練習するのですが

　　　季節感を味わいながら　誰もが遠慮なく　歌い始める・・ウオーミングアップには　ピッタリです



　　と　ここまで書いてきて・・自分も変わったなぁ・・と・・

　　　一緒に　楽しんでくださる皆さんのおかげで　少しは進化しているのかなぁ・・感謝です