コンサートに 和服で聴きに来て下さる知人がいます。
彼女の周りは凛とした 独特の空気感があって いつもステキだなぁ・・と
思っています。「あなたも着てみれば良いのよ」と言われますが・・なかなか・・
そういえば・・ワタシにも 親が作ってくれた着物一式があったけ・・
虫干しもしていなかったかな・・
「1月は 実技試験の直前だから 何もいらないし 寒冷地に帰って
体調を崩すのが怖いから 成人式にはいかない・・」なんていう20歳でした。
その頃は 成人式に行かない(アルバイトや学業や・・)友人も結構いて
「あれっ?あなたも 行かなかったの?」なんて 大学の練習室で誰かと
お喋りしたような気がします。
そんな娘でしたが 両親としては 何か用意したかったのかしら
卒業式や謝恩会には 親戚の計らいもあり 振袖を着せてもらいました。
また 勤めて2年後くらい・・「仕事で 袴が必要だわ」・・と言ったら
いつの間にか 和服を用意してくれました。七五三以来だわぁ
ん十万円したらしい???着物に合わせた帯は 慶弔2種類用意して
バッグや草履やコートも 共布で作ってくれました。世の中も わが家も
バブルだったし・・ちょっと余裕のある時期だったのかもしれません
実際に着たのは 5~6回かなぁ・・
袴も合わせて 勤務先の卒業式で何度か着用したり あとは友人の結婚式
娘ちゃんの卒業式の時は 着物は別のものを用意して 袴だけ使いました。
母は 年齢にとらわれずに着続けられるようにと いろいろ考えて
揃えてくれたようでしたが 何しろこんな娘でごめんなさいです。
美容院に一式もって行って かかしのように立っていて 着せてもらうだけ・・
娘ちゃんも 今後着ることはないようだし そろそろ押し入れの奥からだして
この着物のこれからについて(エヘン)考える時期かも知れません。
衣替えの頃になると いつも心に引っかかります。
こちらも 秋の色?先日いただきました