コメンテイーターさんがいっていました。
「日本は 人に投資しない国になった
」
正しいことや 詳しいことなんて よくわからないないけれど
ワタシも なんとなくそう感じます。
年上の人たちと話していると
「昔はね。お茶の入れ方から出し方 挨拶の仕方 電話の受け方から始まって
なんでも職場で習ったものよ。」と おっしゃいます。
中には 社内に今でいう同好会やクラブ活動のようなものもあって お茶やお花
手芸などの習い事や スポーツ 写真や絵画 コーラスなんかも
職場の皆さんと楽しみながら学び 覚えたという方々もいます。
朝ドラ「ひよっこ」の中でも 外部の講師を招いて 昼休みなどに
「職場の合唱団」の練習をするという場面がありましたね。
（サークルにも 昔 職場合唱団で活躍したというメンバーがいます。）
今だったら 秘書検定とか なんとか検定とか 職場の何たらで一生懸命に
暗記して覚えるのでしょうか
優れた技術やその製品で「世界の〇〇〇」と言われた会社の
大きな工場に勤めていた Kさんも そんな一人かもしれません。
県北の農村で育った彼女は 父親に「女に学問はいらない」と 高校進学を
反対されたため 自分で進学できるところを探して 神奈川にある工場に勤め
定時制高校を卒業し 都内の夜間大学に進学したそうです。
（知り合った頃はお互いに大学生で のんびり屋のワタシはずいぶん刺激を受けました。）
工場では 今目の前で作っている小さな部品が どのように使われて
どれほど大切なものかなどの勉強会もあり 
一つ一つの仕事に一層丁寧に
取り組むようになったこと。また 社内でのサークル活動などもあって
知識や教養を高めながら 広い世界の一端を学んだとのことで 会社にも
感謝しているようでした。
派遣や パートや アルバイトなんかは少ない時代だったのでしょうか？
みんなで 高めあっていたのかもしれません。
