例年は こたつに入ってテレビで 生中継を見ている
「NHKニューイヤーオペラコンサート」ですが 今年は
抽選に当たったので ホールで生で観てきました
おおっ 久々のNHKホールです。懐かしいわ
コンクールや何やらで 毎年3~4回は行っていたところです。
プログラムには・・人間の「二面性」を見つめて・・
~オペラが描き出す ”ありのまま” の人々の物語
と ありました。
なるほどね・・というか・・((+_+) 新年早々から 二面性の追求
今回の企画・演出はどなたかしら?と気になったのですが
プログラムに 企画・構成・演出などのお名前は ありませんでした
歌い手さんは どの方も立派に歌われて 実力派ぞろいだったのでしょうが・・
得意分野だったのかしら?
何といっても 舞台が 暗かった・・ 最初から最後まで・・
明るく みんなが笑顔になる場面は 皆無です・・
10を超えるオペラから 一コマを一コマ切り取って 二面性を追求するために
構成したようですが 衣装も背景もナレーションもとにかく暗いんです
ひたすら芸術性を追求したというのでしょうか
(ワタシには よくわからなかったわ)
組み合わせの妙というのか 流れがあるので 前半の歌い手さんが良かったなぁと
思っても次の音楽が始まっていて どこで拍手をしてよいのかわからなかったし
ブラボーも出なかった。ホール全体がじとーっと 静まり返っている感じ
メサイアに始まって メサイアで終わるんだけれど・・
初めは ちょっと聞きなれない編曲・リズム・・
最後はドイツ語 なんで
ワタシ・・ふつうで良いんだけれど・・
なじみのない曲が多いし 楽しめない
こういう企画は 半年や1年はかけてすすめているのでしょうから
昨日・今日のことはあまり関係しないのでしょうが 特に 今年は
元日の地震・2日の航空機事故と続き くらい気持ちを抱えながらの
年初のコンサートでした。
なのに・・年の初めの 明るく華やかな お祭り的な要素はゼロ
(けっこう楽しみにしていたんだけれど・・)
女声の皆さんのドレスも
パフオーマンスも 最後の「
乾杯」もなくて
ジトーッと終わって・・帰路につきました
勉強にはなったけれど
芸術性も大切かもしれないけれど・・
微妙に残念な気持ち・・けっこう苦労してやっと行けたんだけれど
明るく元気に 「これからの1年間頑張ろう」という気には
なれないコンサートでした。
あくまでも 個人の感想です(失礼しました)