循環器を標榜している内科クリニックでのこと。
平日の午後・・1時間以上待っていて そろそろ呼ばれるかな?と
思っていた頃 高齢の男性と若い女性が飛び込んできました。
「先生!いるんだろう。今すぐ診てくれ。電動ノコギリだー。」と
受付ではは「マスクしてください!」・・「なに、マスクどころじゃない!」との
声とともに 診察室にドタドタとはいっていきました。
それから約1時間くらいたったでしょうか 



片腕に包帯を巻いた先ほどの男性が ストレッチャーに横たわり
救急隊員によって車内に入っていきました。しっかり話をしています。
良かった・・

さきほどまで治療していたと思われるドクターも 何人かのスタッフも
外に出て引き継ぎ(見送り?)をしています。
雪もちらついて寒いのに 皆さん 上着もなしです。
ここは 年末から通い始めた 町のお医者さん

けが人が駆け込んできた時に「うちは外科じゃないから・・」と 断るかも
しれないし 即 救急車を呼んで 引き渡すこともできたかもしれない。
でも・・精一杯の処置をしていたんですね。
診察を待っている間に スタッフからは「急患で時間がかかるので
急ぐ人は 後日にどうぞ」と案内があり 何人かは引き返した
ようです。
いつもは 物静かで ゆっくり話を聞き 説明してくれる先生ですが
こんなこともあるんだなぁ・・と 思いました。
結局 この日 ワタシは3時間もかかってしまったけれど 何となく
患者さんに対する 思いやり?優しさを感じて こちらのクリニック
に しばらくお世話になろうかと思いながら帰ってきました


