動力の人生 ―ドワイド・ライマン・ムーディ―
クック夫人は書いている。「ある朝、ムーディ先生がファーウェル・ホールで話すという知らせがあり、町じゅうの宗教界のお歴々が、そこで先生にあいさつをするはずであった。講壇はキリスト教界の説教者や指導者でいっぱいであったが、だれよりも深い興味を持っていたのはこの私であった。私はこのような光景をおののき心配しながら見ていた。このような大変な人気と成功が、どんな意味においてであっても彼を増長させるかもしれないと恐れたのである。ムーディ先生は、今、昔よりも情熱的に話したが、同時に子どものような単純さをもって語った。集会が終った時、お互いのことばがかわされている中で、できればそこから逃げ出したいような様子のへりくだった顔つきを見た。彼の子どものような魂は、彼の盾であった。実際、先生は、子どものように謙遜をまとっていた。
V・レイモンド・エドマン著『人生のかぎ』―信仰生活に秘訣を見いだした人々―より引用しました。
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A.O
クック夫人は書いている。「ある朝、ムーディ先生がファーウェル・ホールで話すという知らせがあり、町じゅうの宗教界のお歴々が、そこで先生にあいさつをするはずであった。講壇はキリスト教界の説教者や指導者でいっぱいであったが、だれよりも深い興味を持っていたのはこの私であった。私はこのような光景をおののき心配しながら見ていた。このような大変な人気と成功が、どんな意味においてであっても彼を増長させるかもしれないと恐れたのである。ムーディ先生は、今、昔よりも情熱的に話したが、同時に子どものような単純さをもって語った。集会が終った時、お互いのことばがかわされている中で、できればそこから逃げ出したいような様子のへりくだった顔つきを見た。彼の子どものような魂は、彼の盾であった。実際、先生は、子どものように謙遜をまとっていた。
V・レイモンド・エドマン著『人生のかぎ』―信仰生活に秘訣を見いだした人々―より引用しました。
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