牧師・礼拝説教（要約）

【先週の礼拝説教回想】 ４月２６日
・説教者 山田 隆牧師
・引照聖句　雅歌８章６、７節
・説教題 　愛は死のように強い
▼ある注解書（バイブルナビ）の注解を主体的に引用して語ることをお許しいただきます。雅歌は普通のおとめ（若い女）と彼女の恋人（ソロモン王）の間でかわされる愛の会話を中心としている。二人はお互いの感情と、一緒になりたいという切望とを親密に細かく述べている。一つの層においては、愛、結婚、セックスについて学び、もうひとつの層においては、神のご自分の民に対するあふるるばかりの愛について学ばされます。キリストと教会の関係、夫と妻との関係、聖霊によってだれでも個人的主との聖なる愛の関係を示している。多くの聖徒は聖書の教え、経験的な事実、目標、基準とされていると理解しています。
　人が神の戒めと、与えられた大切な機能、喜びを、逸脱した性行為、密会、婚外交渉の話で満ちている現代のメディアは、不品行を自由を意味し、性的倒錯は自然であり、献身は時代遅れだと教えている。愛は肉欲へと変えられ、与えることは得ることへと変えられた。
　神はセックスを重要なものと考えておられ、聖書にはその利用に関する多くの指針と、その誤用に対する警告が含まれている。
▼人が最初で最後に求めるものはルールを外した異性との関係と物欲、それを含んだ偶像礼拝でしょう。これらは神によって裁かれます。雅歌の豊かな純愛は、心と体との機能を最も表現しているのではないでしょうか。きよい心と肉体の結びつきは、人に願われる至上の喜びと神と人との秘儀を秘めた高揚を現わします。
▼愛は人の前でも、神の前でも最もよいものでしょう。信仰は、希望はいつも有用です。しかし、愛は、今であり、いつも最もよいものです。神と御子と、聖霊との関係で与えられるものです。
　最強の敵である死は、キリスト者にも臨み、避けることはできません。しかし、キリストが私たちを愛する愛をもって、十字架の死に勝ちなさいました。キリストにおいて死は愛に打ち負かされたのです。死はだれでも臨む強敵ですが、神の愛と、私たちの信仰と希望とにより、死が完璧に勝利することになりました。
　ソロモンは豊かなきよい結婚時代をもちました。しかし、やがて、神から離れて、多くの女性を娶り、真の神から遠ざかり失敗者にならざるを得ませんでした。神の戒めを破ってはならないのです。罪と死を侮ってはなりません。
▼神とのきよい愛を持続することです。