牧師・礼拝説教(要約)

【先週の礼拝説教回想】 ３月２７日
・説教者 山田 隆牧師
・引照聖句　コリント第一の手紙１５章１９～２６節
・説教題 　「死も滅ぼされた」
▼十字架によるイエス・キリストの死は、人が罪と死に勝つためであり、それは人を救う神の大偉業でした。計り知れない人の罪の赦しのための死、犠牲、贖い、代価を払っての勝利でした。
　例えば、主イエスがこれを避け、罪の人を怒ってでもして、人と十字架を蹴散らしてでもしたものなら、悪魔と人の罪、死の勝利となり人は一層、望みなき人類となり果てたでしょう。人の敵を有効に根こそぎするには、罪なき御子の自己犠牲と愛と義があってこそ有効であったのです。逆にいえば、皆様の救いのためには、底知れない神の代価を払われていることになります。２０～２２「しかし、今やキリストは、眠った者の初穂として死者の中からよみがえられました。というのは、死がひとりの人を通して来たように、死者の復活もひとりの人を通して来たからです。すなわち、アダムにあってすべての人が死んでいるように、キリストによってすべての人が生かされるからです。」
▼私たちは遠く、深く、行く先にある、人々を悩ませ、病む者とし、戦わせ、神に敵対する罪、それをもたらせたサタンの力を打ち砕くため有効であったことでしょう。私たちキリスト者も病や寿命で死にます。しかし、復活と栄化と御国を受け継ぐのです。
▼キリストの死と復活は、私たちの死も滅ぼされ、やがて栄光の体によみがえる恵みの御わざであること、罪と死からの勝利であり保証であることを確信いたしましょう。
５２節「終わりのラッパとともに、たちまち、一瞬のうちにです。ラッパが鳴ると、死者は朽ちないものによみがえり、私たちは変えられるのです。」
５４、５７節「しかし、朽ちるものが朽ちないものを着、死ぬものが不死を着るとき、『死よ。おまえの勝利はどこにあるのか。死よ。おまえのとげはどこにあるのか。」・・・
５７節 しかし、神に感謝すべきです。神は、私たちの主イエス・キリストによって、私たちに勝利を与えてくださいました。』▼５８節「ですから、私の愛する兄弟たちよ。堅く立って、動かされることなく、いつも主のわざに励みなさい。あなたがたは自分たちの労苦が、主にあってむだでないことを知っているのですから。」死も滅ぼされたのですから。