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インマヌエル宇都宮基督教会牧師 山田 隆・勢津子
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牧師・礼拝説教(要約)

2017年02月13日 06時32分06秒 | メッセージ
【先週の礼拝説教回想】2月5日
・説教者  山田 隆牧師
・引照聖句 ルカの福音書24:36~52
・説教題  孤独の解消
▼このエマオの途上にある二人の、キリストの弟子は、死んで葬られた筈の主イエスが、生き返ったという、驚くべき情報があったにもかかわらず、たわごととして、仲間から外れ、故郷のエマオに向かっておりました。仲間を、おかしくなった、たわごとを語るようになってしまったと、本当に絶望して悲壮な帰郷の旅に出たわけです。
 この二人の弟子の孤独はまことに深く、深刻だったのではないでしょうか。しかし、この場合、主イエスの予告とこの朝の速報を聞いての、この行動でしたから、悲しい同情すべき誤り、不信仰だったのです。
▼一つの原因は25節、イエス様のこの二人に対する慨嘆に記されております。25~27節「
するとイエスは言われた。「ああ、愚かな人たち。預言者たちの言ったすべてを信じない、心の鈍い人たち。キリストは、必ず、そのような苦しみを受けて、それから、彼の栄光に入るはずではなかったのですか。」
▼私どもは聞かされていることの真の意味や悟りが出来ないままに、聖書のことを読み聞きしながら、まるで理解していないような、無知の行動をしていることが多くありやしまいか。ここに、聞き違い、勘違い、心得違いならば何とかなりましょうが、他の教えに走ったり、未信者になったりしたら大変なことです。
▼今日の本題、孤独の解消、暗い心の解消は持ち場立場を何らかの理由で、離れることから生じましょう。その消去はキリストです。深く惜しんでくださって、わざわざ、否、愛して姿を現し、声をかけてくださる。それ自体、愛であります。主は聖書を語られました。
 不信の世に在って、教会が毒されたはなりません。教会が用いる、そして健全、最も豊かな孤独の解消の方法は、イエス・キリストの語りかけ、ご同行を信じることです。この不思議を普通のこととすることです。折角の弟子としての恵みと光栄を信じましょう。他の同行者と一緒に喜びましょう。真実な友となりましょう。これが自分の孤独も、同行の相手も孤独の解消される道です。
▼イエス・キリストを救い主として信じ続けてください。