Vastra-daの裏側

オリジナルフィギュア原型師。原型師が裁縫もするよ。求めるモノが探して無ければ『作ればいいじゃないか!』を実践中。

野生動物 ( タヌキ事故 )

2013-04-29 14:01:21 | 日常
昔、ママさんが帰るなり『 タヌキを車で轢いてしまった 』と言ってきた。

そして次にママさんから出た言葉は…


『 撥ねてしまったタヌキを車に乗せて連れて帰って来た。今から動物病院に連れて行く 』と…。


なんですと !? アンタはタヌキを連れて帰って来たんかい !?
( 家族一同 『 マジっすか !? 』状態 )


車で撥ねたと聞いて瀕死の状態かと思いきや、すこぶる元気いっぱいのタヌキさん

ぶつかった衝撃で頭皮が切れたのか、頭から血が流れているが恐ろしいほどの威嚇。

さすがは野生のタヌキさん。 彼らも自分の身を守るのに必死なのです。



『 車よりタヌキ( 猫用ゲージ)捕獲作戦 』の先発部隊として兄を投入。 ( 犠牲ともいう )

安全確保の為、皮の手袋を着用。 ( 襲われ、噛まれること前提 )

兄一人を車内に突入させる。 ( 作戦開始 = 他家族は安全地帯で見守る )


格闘すること数十分、無事捕獲完了 ! → 動物病院へ直行 !


動物病院で検査と治療( 切れた頭を溶ける糸で数針縫ってもらいました )をしてもらい、撥ねた場所でタヌキさんを放すと元気に山の方に帰って行ったとさ。

ママさん : あのタヌキ、助けたのに放した時に一度も振りかえらへんだ。

a : 轢いたのはママさんやろ。 現実は日本昔話と違うで。

ママさん : ホントやな。

a : ところで、捕獲するのに大変やった威嚇しまくってたタヌキをどうやって車に乗せたん?

ママさん : そんなん頭打って気絶しとったからやん。普通じゃ無理やろ。

a : なるほど…。




だが、タヌキさんからのお土産があったのだ。

『 車… 臭っ !! ケモノ臭っ !! 』

驚きの臭さに一同ビックリ !! 野生のタヌキなど風呂に入るわけがない。 真夏の動物園の臭いが圧縮され濃さを増して車内に充満したみたいな。

とんだ土産を置いていったものだ

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複製作業 ( 胴体シリコン流し完了 )

2013-04-29 13:53:25 | フィギュア
フゥ 数日かかり両面を流し終えました。

真空脱泡器が置いてあるのは自宅から 車で20~30分離れた工房。( 兄の一刀彫・ママさんの彫金工房 )
昼間は時間がないので夜な夜な走っております。
真夜中は車の台数がほとんどないので走りやすいが、 ケモノに注意です。
時間帯により猿やイノシシや鹿なんぞが出没。
自然が多いというのは嬉しいですが『 ここはちょっとしたサファリパークか!? 』という危険な時があります。




             

胴体に使用したシリコンの総重量は5kg!! ハンパない重さでございます。
胴体ひとつに一体いくらかかってんだよ!?ってなくらい悲しくなりました。
そして、もう二度とこんな塊のようなデカいものは作らんと決めた。( 作っているうちにどんどん大きくなる癖がある。悲しきかな…。)

本来ならシリコン硬化も一日もすれば固まるのだが、一度に大量に投入した為か次の日になっても表面を押すとウォーターベッドのようにプルンプルンしていた。
ヤバい!! 悪夢再到来かっっ!?   ※ 複製作業( シリコン固まらず惨劇 )を参照

とりあえず固まることを信じて二日ばかり放置。 しっかり固まってくれました ヨカッタ~
後はキャストがどれほど喰うのだろうか…という不安が…


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