Vastra-daの裏側

オリジナルフィギュア原型師。原型師が裁縫もするよ。求めるモノが探して無ければ『作ればいいじゃないか!』を実践中。

同じ布地でも色が違う、糸色合わぬ、糸のロット番号を逆手に取る!

2020-04-18 23:59:33 | 裁縫
新色でマスクを作ろうとチャコールグレー(ダブルガーゼ生地)を取り寄せました。


二日ほど日をあけて同じ商品・同じ色を追加購入したのですが、布地が届いてみたら


    あれま~ 微妙に色が違う


   

同じチャコールグレー色でも①は明るい・②は暗めといった感じ。


    この違いは布地なら 「 よくあるある 」ってやつです


すぐに追加購入したので生産時期うんぬんよりもコレはまさに ロットが違うということですな。


◆ ロットとは… 糸の色を染めた時の釜を表す記号(番号)のことよ。  番号が違うと同じ種類の糸でも微妙に色の違いが生じるのだ

糸色も注文して届いたが、どうにも①の明るいチャコールグレーの方には微妙に合わないのだ


   ( ˘•ω•˘ ) 縫う糸の色が気に入らぬぅぅぅ 納得ゆかぬぅぅぅ


そんなわけで急遽手芸屋さんへ( 自粛だがマスク作りのためだ、すまぬ

手芸屋で 糸見本を借りて調べるも、布地が微妙な色なので糸にも種類の限界がある


    一番似た色がオイラが『 気に入らぬ 』といって取り寄せた糸なんだよ


それでもオイラは諦めきれず、脳みそフル稼働して考えて 斜め上からの発想を思いついた


    (⊙ө⊙)☝ 同じ品番でもロット番号違いで色も微妙に変わるのを逆手にとる

本来ならば色を合わせたいので、連続で使用する場合出来れば同じロット番号が好ましい。 でないと途中から色が変わってしまうからね

だが、ここはあえて微妙な色の差が欲しいので 賭けてみることにした。


   

    なんと!! やはり糸色がほんのわずかに違い、微妙ではあるが明るい方の色に近かった  まったく布地同じ色というわけにはゆかぬが、これが限界であ~る


まぁ~当たりハズレのある賭けでもあるが、どうしても布地に合う糸がない!!という時にはこんな考え方もあるんだじぇい と片隅に覚えておくのもよろしかろう
コメント
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