Vastra-daの裏側

オリジナルフィギュア原型師。原型師が裁縫もするよ。求めるモノが探して無ければ『作ればいいじゃないか!』を実践中。

ぽってりとしたカボチャみたいなバッグ( 試作品 : アリス模様 )

2017-06-05 20:26:35 | 裁縫
前々から作ってみたい バッグの形があったので型紙を作るのに試行錯誤を繰り返しておりました。


型紙を買って作れば早い話なのですが、それでは許せんのです!(自分がね)

    それだったら裁縫が出来る方なら誰でも作れるわけでして~ それでは意味がないのですよ。

フィギュアでもバッグでも『 オリジナル 』にこだわる単なる私の意地なのです


作ろうとしていたのは、持ち手がバッグと一体の『 ぽってりとしたカボチャ 』みたいなバッグ

完成図を思い浮かべ、そこから頭の中で展開図を逆再生してゆくのです。立体物をばらしていく感じ。

縫製の仕方も自分が作りやすいようにやっているので、邪道だと言われるかもしれない。

ここで私の得意とする 妄想と想像力をフルに発揮!!!



型紙も切っては微調整をしてまた切り過ぎたところは貼り直し、継ぎ足ししながら作ってゆく。

    でもいざ出来上がってみると完成想像図と全然違って失敗もよくあるんすよ


今回は試作を兼ねて一般販売できない布地で作ることにした。

    いつ買ったのか忘れるくらい前の布地

このまま眠らせておいてもどうしようもないので使うことに。

今回使ったブルーグリーンの アリス柄 の布地は【 echino 】というデザイナーズ生地です。

 ※ echinoは製品化禁止の布地です。 売ってはダメのなです。


試作なので改善・改良を目的として失敗を想定した上での制作です。

    やはり手こずりました

縫っては型紙を修正の繰り返し。


そして、なんとか想像していたフォルムに近く出来上がった


   

   

   

出来上がり立体化されると見えなかったモノが見えてくる。


持ち手の太さ・バッグの大きさ・開口部の留め具の種類・底の縫製の仕方・全体的なバッグのフォルムなどなど…まだまだ自分が思い浮かべる作品に近づけるように改善せねばならないところが見えてくるのです。

今回は綿麻素材でもしっかりめの布地を使いましたが、これが帆布生地くらいの厚みのある生地を使ったらまたバッグの見え方も変わってくるだろうから難しいね。


もう少し型紙を見直して、作品としてお披露目できるようやってみよう

    うまく出来ると良いっすな~

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