Vastra-daの裏側

オリジナルフィギュア原型師。原型師が裁縫もするよ。求めるモノが探して無ければ『作ればいいじゃないか!』を実践中。

独眼竜 ライフ (289) 坊主がとんでもない生き物を連れて来た、葛籠(つづら)は貰えるか?

2018-07-19 16:29:55 | 独眼竜 ライフ
7月18日のオイラたちの 夕飯時、坊主が数分お外へ出かけ帰って来た。



    ねぇちゃん、お外にこんなんおった


なにやら『 黒い物体 』を咥えて帰って来て、ポトリと床に落とした。


     アレなんや!?


一瞬、蝉かと思ったが様子がおかしいのでオイラとママさんは近づいて見てみる。



   (;´༎ຶД༎ຶ`) ウギョッ!!!!!!! スズメの子ぉぉぉぉ!!!!!!

   


慌てて 坊主と ちゅんた(スズメの子)を引き離す


スズメの子は坊主にポトリと床に落とされ、翼を広げたまま仰向けになって動かない。


    ちゅんた(スズメの子)死んでる!?


オイラが坊主を押さえつけている間にママさんが急いで生存確認


   ママさん :  血が出てない… この子、生きてる


坊主が咥えて持ってきたのだが、強く噛まなかったのか血も出ておらず外傷もなく骨折もしていない。


だが、ほとんどスズメの子は虫の息


たぶん
この子は ライフに捕らわれたのではなく、この暑さでフラついてどこかの巣からポトリと落ちたか・はたまた巣立ちの途中で落ちたか・さらに落ちて炎天下に晒され暑さで体力を奪われて動けなくなったところを我が家のライフにお持ち帰りされたのだと思う。


    ライフはまだ狩りが出来るような俊敏さはないので、落ちていたのを拾ったのだろう


だが、あと数分で息絶えるであろうという状態。


    どないしよ…


とりあえずママさんが手のひらに拾い上げ、暑さでやられているだろうからとクーラーのきいた部屋で身体を冷やし何度か 水をスポイトで飲ませた。

オイラもママさんも が亡くなれば庭に埋めてやろうと思っていた。だけども、まだ息があるのに埋めることなんて出来ない。

あと数分ももたないであろう スズメの子の最期を二人で見守ることにした。


10分ほど様子を見ていたオイラとママさん。


    あれれ!? 死なへんで!? 息吹き返したかも…マジか!?


眼もずっと閉じたままで開ける力さえも残っていなかったのに、目も開きてきた。


   


    羽も産毛が多くてね~お尻とか首とか腹とかまだハゲてんのよ


そこからがオイラもママさんも大慌て    自分たちの夕飯も途中だったけれど、そっちのけで結局食べる余裕もなく終了

死を目前にして息を吹き返したので水分とご飯を ちゅんたに与えなければと。

だけど鳥に餌をあげるのなんて遙か20年以上も前の話。


   スズメの子は何を食べるんだ?という疑問からはじまった。


スマホにて調べる。


餌はママさんが家にあるモノで用意して、オイラがちょびっとずつスポイトでクチバシに当てて舐めさせる。

納戸に仕舞い込んであった『 デカイすり鉢とスリコギ 』が登場しました。



   生きろ!! 生きて帰るんだ!!!



    拾ってきた本猫()はさっさとまた遊びに出かけましたのよ… アイツ自分で拾ってきたのに


19日の早朝に町内の公園(緑が茂ってる)の木陰に放せば、啼き声を聞いた親鳥がやって来ると考えたのだが


    飛べない雛鳥。親が来る前に猫かカラスか他の動物に喰われるのがオチだな



しかもスズメは 野鳥動物なので飼育は禁止されています。 ※ 一時的な保護は別だそうだ。



実際のところ、我が家には猫がわらわらと居るので『 ライオンの檻に兎を放つようなモノ 』なので出来ることなら一刻も早く ちゅんたを親元か大空に手放したいのだ。


    とにかく早く大人になって巣立ってくれ!!! 旅立ってくれ!!!


ご飯と水を与えると少しずつ元気を取り戻し、親鳥を呼ぶように啼き声まであげるようになった。


   


ちゅんたの啼き声に反応して マロンおばちゃんが鳥を探しまくる

オイラも必死でちゅんたを隠す



慌ただしく過ぎた昨日の夜。   翌日に続きます

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ワンコの散歩の時間を考えて... | トップ | 独眼竜 ライフ (290) ... »

コメントを投稿

独眼竜 ライフ」カテゴリの最新記事