平松先生のお話でした。
いつも、こころに残るお話をいただきます。
生石子どもいきいき教室からは、10名の指導員さん、コーディネーターさんが参加しました。
「学びによって得られる幸せ」を少しずつ、ご理解いただいていると喜んでいます。
「大人も学ぶいきいき教室」を目指そうと考えています。
教育問題についてお話がありました。
すべての社会現象や問題と称されることは、個別の問題とは違う。
ということのお話でした。
わたしたちが得ている情報は、すべてではない。
ということ。伝える側もすべてを伝えているわけではなく、
紙面や限られた時間の都合で、切り散られた情報のごく一部で判断しています。
そして、多くの人が共感すれば、社会現象・問題としてとりあげられています。
正しい判断は、より多くの、より多角的な情報を得ることから成せるものと思います。
また、その情報から背景や原因等の絡み合いについても「考える」ことが大切です。
安易な迎合は、危険な判断をうみかねません。
気をつけたいと思います。
また、教育問題が解決したらすべての子どもが、よくなるか?
そうではありません。
一人ひとり、一つ一つの問題は、あくまで個別の問題であって様々な背景・要素が絡み合っています。
じっくりと、一つ一つの糸をといてやらなければ、本質的な解決には至りません。
一人ひとりの子どもと向き合い、彼らの未来を少しでも明るくすることができたらいいなぁ。