●五体俳句0263・手015・今井誠人01・2016-01-26(火)
○「酔ひ醒めの手に水流す枯木立」(今井誠人01)
○季語(枯木立・冬) 「よひざめのてにみずながすかれこだち」【→五体俳句-索引 →俳人一覧(あ・か・さ・た・な・は・ま・や)】
【鑑賞】:酔い醒めの火照った手に心底冷たい水をかけます。台所の窓からは枯木立の並木が見えます。
●今井誠人(いまいまこと)
○好きな一句「山麓の道の垂れたる三日かな」02
○季語(三日・新年) 「さんろくのみちのたれたるみっかかな」(「俳句200003」より引用)
【Profile】:1926年、香川県出身。1953年「寒雷」に入会、→加藤楸邨に師事。1970年「草苑」、「杉」入会、1978年「草」創刊に同人参加。1980年小野蒙古風死去により主宰継承。2012年名誉主宰。
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