○五体俳句517・身体24身16・小川玉泉01・2021-02-09(火)
○「身の内の憂ひを包み春の月」(小川玉泉01)
○季語(春の月・三春)(「俳句界201306」より引用)【→五体俳句-索引1・索引2・索引3・索引4・索引5 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・か・き・くけこ・さ・し・すせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や・ゆ~)】
【鑑賞】:この「包み」は包み物にするという意味にとれる。この身の内の憂さを固形物に凍結してどこかへ持ち去ろうというような。これは「思考の物質化」ともいえる。
○小川玉泉(おがわぎょくせん)
○好きな一句「拾ひたる一円硬貨冴返る」02
○季語(冴返る・初春)(「→俳誌のサロン>歳時記>冴返る」より引用)
【Profile】:1927年大阪府出身、神奈川県藤沢市在住。1946年から60年まで「馬酔木」「南風」会員。1987年「末黒野」(1946年皆川白陀が横浜で創刊)入会。2007年より主宰継承(→黒滝志麻子主宰)。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます