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お気入俳人の俳句鑑賞します。
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■五感俳句627「恋遠しきりりと白き帯とんぼ」(『斑猫』2002)(的野雄)

2023-07-07 04:56:00 | 五感俳句

○五感俳句627・感情44恋愛4・的野雄01・2023-07-07(金)
○「恋遠しきりりと白き帯とんぼ」(『斑猫』2002)(的野雄01)
○季語(帯とんぼ・三夏)(「→増殖する俳句歳時記」より)【→五感俳句-索引1索引2索引3索引4索引5【→俳人一覧(いいいたうえくけこすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもゆ~)】【俳句結社索引

【鑑賞】:上記「増殖する俳句歳時記(1997年7月-2016年8月)→清水哲男(1938-2022)運営」の解説のよれば「帯とんぼ」とは「白地にとんぼの姿が浮き出た夏用の帯」。つまり季語は「夏帯(三夏)」であろう。「きりりと白き」に涼し気な雰囲気を感じる。「恋の遠さ」は時間と距離の両方の意味を含んでいるかも知れない。


的野雄(まとのゆう)
○好きな一句「炎天に出て犬黒し城下とは」02
○季語(炎天・晩夏)

【Profile】:1926年東京都出身横浜市在住。「天狼」「青玄」を経て1969年→楠本憲吉の「野の会」に参加。1989年「野の会」継承、のち→鈴木明に移譲。(「俳人名鑑」より抜粋引用)


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