○方法俳句627・直喩140となる2・横溝養三01・2023-07-06(木)
○「睡蓮を出て一本の鯉となる」(横溝養三01)
○季語(睡蓮・晩夏)(「→老いてこそ勉強」より引用)【→方法俳句-索引1・索引2・索引3・索引4・索引5】【→俳人一覧(あ・いい・いた・うえ・お・か・き・くけこ・さ・し・すせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や・ゆ~)】【→俳句結社索引】
【鑑賞】:睡蓮の花と葉に下に隠れていた鯉。その庇護から出て鯉が独り立ちした印象を覚える。「一本」に込められた鯉の覚悟。
○横溝養三(よこみぞようぞう)(1919-1989)
○好きな一句「水と石だけの箱庭雨蛙」02
○季語(雨蛙・三夏)(第17回角川俳句賞受賞作品「杣の部落」50句中の1句)(「俳句201411」別冊付録「第60回記念歴代受賞作品集~角川俳句賞のすべて」より)
【Profile】:東京都出身。「俳句と旅」を経て1953年「萬緑」入会。→中村草田男に師事。「杣の部落」50句により第17回(1971年)角川俳句賞受賞。
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