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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

■次元俳句659「いつの間に沖のつめたき浮輪かな」(『鳥の手紙』2018)(白石喜久子)

2024-07-28 04:56:00 | 次元俳句

○次元俳句659・沖4(空間)・白石喜久子01・2024-07-28(日)
○「いつの間に沖のつめたき浮輪かな」(『鳥の手紙』2018)(白石喜久子01)
○季語(浮輪・晩夏)(「→閑中俳句日記(別館)-関悦史-」より引用)【→次元俳句-索引1索引2索引3索引4索引5忌日祈念日俳句】【→俳人一覧(いいいたうえけこぬねのふへむめもゆ~)】【俳句結社索引

【鑑賞】:浮輪でほんの少し浜から沖に出た。浅い岸では陽に温められていた海水であるが深くなるとあっという間に冷たさを増す。離岸流であれば怖いが。海水の深い層が冷たいこともある。→「膝下を寒流よぎる立ち泳ぎ」(透次)

白石喜久子(しらいしきくこ)
○好きな一句「青年の棲む家昏し桐の花」(『鳥の手紙』2018)02
○季語(桐の花・初夏)(引用同上)

【Profile】:1948年東京都出身名古屋市在住。「」「円座」同人。


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